熊本地震の発生から1週間。
地域のコミュニティーが協力し、支援の輪が広がっています。

4日夜、熊本・八代市で夜間パトロールが行われました。

佐賀県警と宮崎県警から派遣された警察官が3人1組となり、倒壊した家屋などの様子を見ながらいわゆる“火事場泥棒”がいないかの確認を行いました。

佐賀県警機動隊・馬場浩平小隊長:
被災に乗じて犯罪が起きるわけだが、それを私たちが未然に防止をして、被災されている人の安全安心をしっかりと築き、夜間休んでもらえるように尽力したい。

7500人以上が避難生活を続ける熊本県。
断水や停電、さらには自衛への意識も求められ被災者の疲れがピークに近づく中、避難する人たちの受け入れ体制も拡大しています。

4日、八代市の港には防衛省がチャーターした民間の大型フェリー「はくおうⅡ」が入港しました。

小泉防衛大臣:
あす14時から入浴支援を開始する予定です。今後、準備ができ次第、食事・宿泊支援などにも拡大していきます。

また、県内の宿泊施設ではいわゆる“ホテル避難”が始まりました。

114の施設が避難用に確保されていて、午後2時時点で289件の応募があったということです。

ホテル避難に応募した人は「プライバシーも守られるこういった環境で過ごした方が心身共に安心だと思い、自分たちも気分的にはだいぶ楽になりほっとしている」と話します。

一方、地域のコミュニティーが支え合いながら、生活再建に向けた動きもみられました。

最大震度7を観測した宇城市では、県内の高校に通うサッカー部員が被災した家の片付けを手伝っていました。

熊本商業高校サッカー部・西松陽副キャプテン
自分たちが遠征に行っている時に被災して、その場にいられなかったので、チームでできることをやろうと。

氷川町のスーパーマーケット「ファミリーフードありさ宮原店」では3日夜、電気が復旧しました。
ポンプで地下水をくみ上げ、無償で提供したほか消費期限が近い卵を無料で配布しました。

来店客:
ありがたい。避難所にいる人にゆで卵や卵焼きにしてから持って行ってあげようと思う。

そんな地域密着のスーパーにもうれしい出来事がありました。

新鮮な果物や野菜が積まれていたトラックが到着しました。
生鮮食品の入荷は1週間ぶりだといいます。

ファミリーフードありさ宮原店・吉田翔太社長:
(生鮮食品が届き)従業員がやる気満々。ありがたいこと。新鮮な物がなかなか手に入らなかったので、これで少しでも(地域の人に)喜んでもらえればうれしい。

<フジネットワーク サザエさん募金> 令和8年熊本地震被災地救援

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