東北南部で梅雨明けが発表されましたが、今回はヤマセの影響を受ける「アブノーマルな梅雨明け」です。福島テレビの斎藤恭紀気象予報士が、5日の天気や台風の動向について解説します。

■ヤマセと台風の影響を受ける「アブノーマルな梅雨明け」
今回の梅雨明けは夏の太平洋高気圧ではなく、オホーツク海高気圧の支配下にあるため、ヤマセ(冷たい東風)が吹き込む珍しい気象配置です。2017年のアブノーマルな梅雨明けの際も、5日後に台風接近でゲリラ雷雨に見舞われるなど不安定な天気が続きました。現在も台風13号があるほか、7日(金)には新たな台風の卵(熱帯低気圧)が発生する見込みです。この動向によっては、お盆期間の11日(火)以降に県内へ接近・上陸して大雨をもたらすおそれがあるため注意が必要です。

■あすのエリア別天気
【会津地方】
東風が山を越えて熱風となるフェーン現象の影響で、会津盆地を中心に真夏日となります。喜多方市や会津若松市、只見町では最高気温が33℃まで上がる予報です。日中は厳しい暑さとなるため、熱中症対策を万全にして水分補給を心がけてください。朝晩は気温が下がって気温差が大きくなるため体調管理にも注意が必要です。

【中通り】
北部(福島市30℃など)はヤマセの影響で低い雲がかかりやすく、朝晩は20℃未満とひんやりした風が感じられます。夜間のエアコン調整や羽織るものの準備がおすすめです。中部(郡山市31℃など)は日中に青空が広がる見込みです。南部(白河市30℃など)は上空の空気も乾燥して大気が安定するため、暑くなっても夕立の心配はありません。

【浜通り】
いわき市で27℃、相馬市で26℃など、ヤマセの影響で全体的に涼しい一日となります。夜は霧雨が降りやすい特徴があります。また、海は波高3mと高波が続くため、ビーチには危険を示す赤い旗が立ちます。当面は海水浴を控え、海岸には近づかないでください。

■週間予報
9日(日)頃までは大きな天気の崩れがなく夕立もないため、夏祭りやアウトドアを楽しむには絶好の天気が続く見込みです。しかし、10日(月)以降のお盆休み期間は熱帯低気圧や台風の影響により再び大雨となるおそれがあります。晴れている週末のうちにベランダの片付けや非常用持ち出し袋の点検など、事前の大雨対策を進めておくと安心です。

※2026年8月4日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。

福島テレビ
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