夏休み本番を迎える中、横浜市青葉区で列車とトラックが衝突する事故が起きた。映像には、トラックが線路内に進入した直後、東急電鉄こどもの国線の列車と接触する緊迫の瞬間が記録されていた。事故の背景には、その数分前に発生した車同士の衝突事故があった。
「電車来た!やばい!」カメラが捉えた衝突の瞬間
「電車来た!うそ!うそ、やばい、やばい、やばい、やばい…あー!」
事故は4日午前11時過ぎ、横浜市青葉区を走る東急電鉄こどもの国線の線路脇で起きた。
画面左からやってきた列車は、線路内に進入したトラックにそのまま衝突してしまった。

トラックは、積んでいた土砂をまき散らして横転。

列車は側面が剥がれ落ちてしまっている。この列車は、「ひつじでんしゃ」と呼ばれるラッピング車両で、正面には羊の顔がラッピングされている。

事故が起きたのは、子ども連れに人気のレジャー施設「こどもの国」と長津田駅を結ぶ路線だった。
「こどもの国」来園者は「子供連れがやっぱり夏休みとか、特に土日とかも多いんで、あまり何かあるとちょっと心配ですよね」と話す。

さらに、事故発生現場の近くには、フロントガラスが割れ、前方が大破した軽ワゴン車があった。ここで一体何が起きたのか――。

通報した男性は「軽自動車が上から下ってきて、ダンプカーは向こうから直進ですね。それが衝突して、すぐに119番したんです。その後にトラックが線路に入っちゃっていたのを、3分後くらいに電車とぶつかった。元々は倒れていなかったのでダンプは…。それが横転するぐらいの勢いだった」と事故当時の様子を語る。
“2つの事故”が起きていた 夏休みに広がる不安
通報した男性によると、ここでは2つの事故が起きたという。

一つ目の事故は、軽ワゴン車とトラックが衝突する事故だ。

現場近くにある防犯カメラには、画面左から来た軽ワゴン車がT字路へ進んだ直後、直進してきたトラックと衝突し、トラックはそのまま線路内に進入し、停止する。

そしてこの数分後に、トラックに走ってきた列車が接触したのだ。

「電車来た!うそ!うそ、やばい、やばい、やばい、やばい…あー! 」
通報した男性:
いや、とんでもない音でしたけどね。金属と金属がぶつかるような音で。

事故の目撃者によると、約100人の乗客の中には乳幼児を抱えた人もいたというが、けが人はいないという。事故発生後に、最寄りの恩田駅まで歩いて向かい、臨時列車が運行されたということだ。

警察によると、車同士の事故では、トラックを運転していた55歳の女性と軽ワゴン車を運転していた22歳の女性が軽傷。病院に搬送されたが、いずれも意識はあるということだ。

行楽利用の多い場所で発生した今回の事故に、「こどもの国」の来園者も不安を抱いている。
「こどもの国」来園者からは「やっぱり子どもが一緒だとちょっと心配な部分が多いです。帰るときどうしようかなって」という声が聞かれた。

事故を受け、こどもの国線は一時全線で運転を見合わせたが、午後2時半過ぎに再開した。
警察は、事故が起きた当時の状況を詳しく調べている。
(「イット!」8月4日放送より)

