熊本県で起きた最大震度7の地震から4日で1週間です。
まもなく地震発生時刻の午後4時27分をむかえる熊本・氷川町から、榎並大二郎キャスターが中継でお伝えします。
榎並大二郎キャスター:
避難所となっている氷川中学校で、この1週間という時間について被災者の皆さんに伺いました。
「長かった」という方もいれば、「やることに追われてあっという間でした」という方もいました。
そして、「今日が何日目か、何曜日なのか分からない。とにかく今日過ごすだけです」とそのようなお答えの方もいました。
それぞれの受け止めの中の1週間で、避難所の生活も変わってきています。
校庭には、避難されている皆さんの車と同時に自衛隊の車が並んでいます。
氷川中学校にはこの自衛隊の皆さんが設営したお風呂があります。
シャワーブースが4台、10人ほどが入れる湯船が1台で、今は女性の時間で、朝10時から夜10時まで男女入れ替え制で皆さん、湯船につかることができているといいます。
このお風呂の需要がとても高いので、週末には増設をする予定ということでした。
地震から1週間で、避難所の中の生活というのは劇的に向上しているのを感じています。
三宅正治キャスター:
避難している方からすると、ようやくという思いかもしれませんが、ただ、大変な状況であることに変わりはないわけで、やはり気になるのは被災地では復旧に向けた動きというのはどのくらい進んでいるんでしょうか?
榎並大二郎キャスター:
復旧について個人のレベルで言いますと、皆さん家の片づけに追われています。
ただ、片付けをしようにも暑さ、それから4日の明け方にも震度4の地震があり、その余震が怖いということ、それから4日の取材中、ゲリラ雷雨に見舞われまして猛烈な雨でした。
近くにはブルーシートに覆われている家々があったんですが、この風で飛ばされてしまいそうで、あとは、また雨漏りをしてしまうんじゃないかという不安を感じるほどの雨の勢いでした。
台風13号も近づいてきていて、そうした接近を不安に思っている方の姿もありました。
平時であれば乗り越えられる天候の変化が今、傷んでいる被災地にとっては脅威になっているのを感じています。
山﨑夕貴キャスター:
次から次に心配なことが続いて心が休まらない日々が続いているかと思いますが、榎並さんは取材を続けていて被災者の方は今、特にどんなことが必要だと感じますか?
榎並大二郎キャスター:
生活用水というお答えが本当に多いんですが、その先のことを伺うと、暮らしをどう補償してもらえるかというところおっしゃっていました。避難所を出た先の暮らしです。
氷川町も仮設住宅の建設が3日から始まりました。
4日に取材をしてきたところ、着々と辺りの土地を整備するなど進んでいましたが、完成までは9月の上旬を見込んでいて、そちらに身を寄せられる方も20世帯、20戸ということです。
避難されている方も抽選を受けるけれども「通るかしら」と不安そうにしていました。
そんな状況の中でも氷川中学校は、8月下旬には学校が再開される予定で、状況次第と校長先生はおっしゃっていました。
こうして日常が迫っている中で、被災された皆さんの日常をどうやって取り戻していくか、復旧に向けた道筋を生活再建の道のりを早くたてていくことが一番の支援だと思います。
<フジネットワーク サザエさん募金> 令和8年熊本地震被災地救援
