熊本県で起きた最大震度7の地震は発生から4日で1週間です。

熊本・氷川町から榎並大二郎キャスターが中継でお伝えします。

氷川町の避難所の1つ、氷川中学校には100人ほどの方が身を寄せています。
そして1日1000人ほどの方がこちらを訪れるということで、この場所で物資を配給しています。

氷川中学校にはキッチンカーが2台並び、九州各県から詰めかけたクレープ屋さんとジェラート屋さんが、暑さをしのぐため被災者に供給しているということです。

さらに、川の水を飲める水に変える浄水器も設置されています。

どのような仕組みかというと、校舎のすぐ近くを流れている用水路を流れる川の水をポンプでくみ上げ、いくつもろ過装置を使い、さらに、塩素と紫外線で殺菌消毒し、最終的に無色透明の水が出てきて飲むことができるということです。

「川の水ですから資源も豊富で、気兼ねなく使うことができます」という被災された皆さんの声がありました。

こうした環境が徐々に整ってきていて、さらに1週間たって避難所の中の“寝る空間”も劇的に変わったというお話でした。

当初は、硬い床でなかなか眠れないという声が多くありましたが、そこから段ボールベッドが投入されるようになり、そこで初めて地震発生からよく眠れましたという声があり、小さな子からお年寄りまで、寝る環境は劇的に変わっているという話でした。

1週間がたってだんだんと避難所の設備も充実してきていますが、避難が長引いてくると体調の悪化も懸念されます。

3日は熊本で初めて40度を超える酷暑日となりました。
4日も先ほど雷雨に見舞われまして、今そこから強烈な日差しが届いていて蒸し暑いです。

こうした厳しい状況は変わっていません。

そして、取材中にも緊迫の場面に出くわしました。

90代の女性が避難所を出たすぐ先のところで倒れて動けなくなり、廊下中に「ドクターは」「看護師は」という声が響いていました。

そこからすぐに車いすに乗せられて保健室に運ばれ、幸い命に別条はなく、会話もできる状態だということでした。

年齢問わず体調悪化、体調不良を訴える方が増えている印象です。

高校生の男の子が熱中症を3日に訴えたということで、それも「高齢の方と同じ空間にいるので、空調をあまり下げられなかった」、「そうした小さな我慢が積み重なり、塩分も足りていなくて気持ち悪くなってしまった」ということでした。

こうして避難が続くと、やはり体調の悪化が懸念されます。

守られた命を守り抜くために、健康を維持するための支援が今、必要になっています。

<フジネットワーク サザエさん募金> 令和8年熊本地震被災地救援

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