去年、JR・広島市・広島電鉄の三者が連携して実現した路面電車の駅ビル2階乗り入れ。その空間で1年の節目を迎えたきょう3日、演奏をしたのはまさにその三者の社員や職員です。

先週水曜日…。
それぞれの仕事を終え、JR西日本の会議室に集まった演奏者たち…。
この日が初めての全体練習です。

様々な楽器を持ち寄り、パートごとに役割を確認。
全員でまずは合わせてみますが…。

【指揮者】
「もうちょっとはっきり吹きます?ぱんぱぱっぱぱー…こんな感じで」
「ちょっとのばしのふーと…ワンツーどうぞ」
「それも遠慮しないで!」

数年ぶりに楽器を扱うというメンバーもいる中、細かい修正を繰り返します。

【JR西日本の社員】
「(広島市と広電とのコラボは)非常に象徴的なことかなと思うので、ぜひ楽しんで演奏して、聞いてくださる人も楽しんでほしい」

【広島市の職員】
「いいパフォーマンスができればと思う」

【広島電鉄の社員】
「(三者で演奏する)より特別な空間になるのかなと。今からワクワクしている」

そして、本番…。

まとまりのある演奏で訪れた人たちを魅了します。
そして、その演奏に誘われるように…。


【加藤キャスター】
「企画電車がゆっくりと広島駅のホームへと入ってきました。先日お披露目された時よりもさらに緑がグレードアップしているように見えますね」

JR、広島市、広電を中心に、エリアが一つとなって成し遂げた開業…。
その効果は一年経って見えてきています。

【広島電鉄 電車運輸車両部 山瀬隆明 部長】
最初は、バスから電車に流れたのかと思ったが、弊社のバスの利用人員をみても、それほど減っていないので、広島駅付近の利用する人が増えているのかなと思う」

広島電鉄によると去年8月から今年6月までの広島駅の利用人数は、前年と比べて平均119%と増え、外国人観光客の利用も堅調だといいます。

一方、課題面については…。
【広島電鉄 電車運輸車両部 山瀬隆明 部長】
「一斉にお客さまが来られるとオーバーフローぎみになってしまうところがあるので、適切にお客さまを案内、誘導して、少しでも乗車待ちの時間を快適に過ごしていただけるようにしたい。快速便をやることで、広島駅から八丁堀・紙屋町まで早く到達できるようになっている。
これからは休みの日とかは原爆ドームを目指す人が多いので、快速便を増やしたり、専用の電車とかもできないかなと考えている」

【加藤キャスター】
「広島駅を真っすぐと見ることができる稲荷町交差点です。きょうも多くの電車やバス、乗用車、人。非常に行きかう数が多いわけですが、こちらの稲荷町電停の電車が走る線路の部分を見てみると、このように開業当初は砂利だった部分が舗装されて、レンガのようにきれいに整備されています」

【広島電鉄 電車技術部 八木秀彰 部長】
「この1年は線路を安定させるということで、その上を電車が通り、締め固めをしてもらって、ようやく安定してきたので、現在コンクリート舗装をかけたり、線路の最終仕上げをいま行っている最中で、おおむね9月中旬までには完成できると思う」

テレビ新広島
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