最大震度7を観測した地震発生から明日で1週間となる熊本では、観測史上初めてとなる最高気温が40度となる予想が出され、実際に熊本市では午後2時23分に40.3度を観測しました。
関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」では、過酷な暑さに見舞われた氷川町(震度7観測)現状を中継で伝えました。
取材ディレクターは中継時間である午後1時50分ごろの暑さについて報告。
【ディレクター】「目も開けづらくて、そして息苦しいし、そんな暑さとなっています、日陰に立っていても、上から汗噴き出してきますし、顔からも噴き出していきます。そんな暑さが続いています」
■過酷な暑さで型付け作業は中断「命の危険を感じる暑さ」
氷川町に最も近い観測点である八代市では午後1時時点で38度を観測しました。
町内では震度7の“激震”で多くの住宅が倒壊しました。
本来なら復旧作業が急ピッチで行われているはずですが、過酷な暑さの影響が出ています。
【ディレクター】「この氷川町は倒壊した住宅は、現在も確認できるかと思います。
こうした中の復旧作業というのが、今日も続いていたわけですけれども、午前中は、何とか皆さんこの暑さに耐えながら、作業されている様子というのが確認できました。
長崎県から駆け付けた支援の方々が、かき氷を振る舞う様子というのも確認できまして、少し進みながら作業されている姿というのが印象的でした。
一方、今現在(午後)の様子ですが、机ですとか、そういった家財道具は積み上げられていますが、人の姿というのはありません。この辺りですね全く人の姿が見えないんです。
付近の方々に話を聞きますと、やはり昼過ぎてから本当に暑い、命の危険を感じる暑さということで、今日の片付け作業というのはもう、皆さんやめられたということです。
日陰で涼んだり、車の中で何とか暑さを耐え忍んだり。そのような状況が続いています。」
■きょう(=3日)「災害廃棄物置き場」設置も収集進まず
氷川町では3日、災害廃棄物の仮置き場が設置されました。
しかし、この暑さで午後は作業進まず、廃棄物の収集も進んでいないということです。
片付け作業が難航している状態です。
【ディレクター】「本当に暑さというのが、この被災地の方々の、これからのまた片付けなどを本当に大変な思いで皆さんやられてますけれども、本当に苦しい中で作業を何とか続けられているような、そういった状況になります」
■「“暑さ”という自然災害の中で起きた地震」「災害の脅威に対応するのも“国防”」
スタジオに出演した気象予報士の資格を持つ石原良純氏は、過酷な暑さが続く状況、それ自体が「自然災害」のところに地震災害が発生したと指摘。
【石原良純氏】「今までにない災害が起こってるんで、対処の仕方もおのずと違ってきてるってことをどっかに思って、今までと同じやり方は通用しない。
そうしないと、「災害関連死」なんていう言葉がよくありますけどもこの後にそういうことになりかねない」
“災害級の暑さ”が続く現状では、午後の作業を控えることなどを呼びかけるべきと話しました。
また、橋下徹氏は「国防」という考えの中で被災地をどう支援するか国レベルで考えるべきと指摘しました。
【橋下徹氏】「(過酷な暑さのなかで)避難することも多々あるわけですよ。何にも今手だてがないというのが、日本のいわゆる国防の状況ですよ。
災害の脅威に対して対応していくことも国防なので、本当に政治家、国会議員は威勢のいいことばっかり言うのを、もうちょっと置いて、今の本当に熊本の皆さんをすぐに助けてもらいたいですね」
(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2026年8月3日放送)
