岩手県内外で大規模な災害が発生した際、被災地の学校の早期再開を支援する県のチーム「D-ESTいわて」が、7月31日に発足以来初めての研修会を開きました。
参加者からは熊本地震の被災地を気遣う声も聞かれました。

県教育委員会が2026年1月に発足させた「D-ESTいわて」は、災害時に被災地の学校の早期再開を支援するチームで、県内の小中学校や高校の教員らで構成されています。

31日は発足後初めて、スキルアップに向けた研修会が開かれました。
講師を務めたのは、阪神・淡路大震災の後に兵庫県で発足した支援チーム、「EARTH」のメンバー利根広昭さんで、災害時にいち早く学校を再開させる重要性について語りました。

震災・学校支援チームEARTH 利根広昭さん
「阪神・淡路大震災のときは子どもが元気そうに見えたので、子どもの心のケアが後回しになってしまった。子どもたちの日常を早く取り戻す、そこが大きな心のケアになる」

また31日は、災害発生から8日目に学校を再開させるとの想定で話し合いも行われ、参加者は、校内に避難所が開設されているなか教育活動を両立させるために必要な対応を確認していました。

また参加者からは3日前に発生した熊本地震の被災地を気遣う声も聞かれました。

D-ESTいわて 中村千咲さん(宮古高校教諭)
「何を優先して(学校を)再開するかが難しいと感じた。熊本県でも災害が起きているので何か力になれたらと感じている」

県教委では2026年9月と2027年1月に、D-ESTいわての新たなメンバーを養成する研修会も開くことにしています。

岩手めんこいテレビ
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