猛暑が続く宮崎市で、サッカー・ロアッソ熊本が球団初となる長期キャンプを行った。8月のリーグ戦開幕へ向け、選手たちは厳しい暑さの中、熱中症対策を取り入れながらトレーニングに励んだ。過酷な夏場のキャンプの様子を取材した。
猛暑の宮崎で初の長期キャンプ
宮崎市の清武運動公園では、7月19日からロアッソ熊本によるキャンプが行われていた。宮崎で長期キャンプを実施するのは今回が初めてで、8月のリーグ開幕を見据えた重要な強化の場となっている。

連日、屋外に立っているだけで体力を奪われるような猛暑が続く中、選手たちは激しく体を動かし、ピッチには大粒の汗が飛び散る光景が広がった。こうした状況下で、チームは選手の健康管理を最優先に考え、万全の熱中症対策を行っている。
熱中症対策と練習環境
7月22日の練習では、日中の気温が高い時間帯を避ける工夫がなされた。午前9時と午後4時からの2回、それぞれ約2時間にわたってトレーニングを実施。

選手たちはメニューの合間に、こまめな水分補給を欠かさず行っていた。

ロアッソ熊本 黒木晃平選手:
お風呂が好きなので水風呂に毎日入るようにしています。宮崎は熊本と近いですけど、暑さもありますし、夏のリーグ開幕に向けていいトレーニングが積めているなと思います。

ロアッソ熊本 片野坂知宏監督:
暑い環境で暑熱順化していく中でも、宮崎という土地はその環境がすごく整っている。芝生含めて、フットボールをする、トレーニングをする環境が良いこと、より高い負荷があっても食事で回復できるというのも良いポイントだと思う。
協力会による設備支援で選手を支える
暑さへの対策はチーム内にとどまらない。

練習中に、監督からの指示を受ける選手たちは、テントの中へ…。
その中には扇風機があった。

設置された冷房設備や日よけ用のテント、冷風機などは、キャンプの実施に合わせてJリーグ等宮崎協力会が用意したものだ。協力会は、プロサッカーチームを支援するため、ロアッソ熊本が練習を行う清武運動公園を含む宮崎市内の合計8カ所に、同様の暑さ対策設備を配備した。過酷な夏場におけるプロ選手の活動を支えている。
(テレビ宮崎)
