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プレスリリース配信元:株式会社hashout

hashoutが2026年1月~6月にXで観測した、いいね5,000件以上のキャンペーン2,600件(全数)を賞品種別で分析。最多の自社商品は中央値でも上位、件数2位のコラボグッズは下位でした。

SNS分析レポートサービス「SocialReport」を提供する株式会社hashoutは、2026年1月から6月にXで観測した、告知投稿がいいね5,000件以上を獲得したプレゼントキャンペーン2,600件(全数)を対象に、賞品(インセンティブ)の種類別に拡散実績を集計しました。その結果、賞品の種類によってリポスト数の中央値には最大で約2.5倍の開きがあり、QUOカード(中央値27,189件)や自社商品(同25,680件)が上位に立つ一方、件数では2番目に多いコラボグッズ(同11,493件)は下位にとどまることが分かりました。

調査に使用したツール
SNS分析レポートサービス「SocialReport」
https://socialreport.jp

注目したいのは、「よく使われている賞品」と「拡散が伸びる賞品」が必ずしも一致しない点です。以下、2,600件の実測値とあわせて詳しく見ていきます。

何が賞品に選ばれているか
まず、2,600件のキャンペーンがどんな賞品を用意していたかを見ると、自社商品が1,164件(全体の約45%)と突出しています。次いでコラボグッズが636件(約24%)で、この2種類だけで全体のおよそ7割を占めました。デジタルギフト191件、QUOカード125件、現金・ポイント96件と続きます。


賞品種別ごとのキャンペーン件数の構成比(2026年1月~6月・n=2,600)


自社商品とコラボグッズが賞品選びの二強である、という構図がまず見えてきます。
拡散の中央値ではQUOカードと自社商品が上位
ところが、同じ2,600件をリポスト数の中央値で並べ替えると、件数の多さとは異なる順位になります。最も高いのはQUOカードで中央値27,189件、次いで現金・ポイントが25,898件、自社商品が25,680件と続きました。一方、件数で2位だったコラボグッズは中央値11,493件、Amazonギフト券は10,894件と、上位種別のおよそ4割の水準にとどまっています。最上位のQUOカードと最下位のAmazonギフト券では、中央値で約2.5倍の差が開きました。


賞品種別ごとのリポスト数中央値(主な8種別・2026年1月~6月)

ここで平均値ではなく中央値を軸にしているのには理由があります。賞品種別によっては1件の大型キャンペーンが平均を大きく押し上げており(例えば自社商品は平均31,872件に対し中央値25,680件)、平均だけを見ると「典型的な1本」の姿を見誤りやすいためです。標準的な水準を掴むうえでは中央値のほうが実態に近いと考えています。

「よく使われる賞品」と「伸びる賞品」のずれ
この2つの結果を重ねると、賞品選びの興味深いずれが浮かび上がります。最も多く使われている自社商品は、拡散の中央値でも上位に入っており、件数と拡散が両立している賞品だと言えます。これに対し、件数で2位のコラボグッズは中央値で下位に沈みました。数多く実施されている賞品が、必ずしも拡散で優位とは限らないわけです。

金券系のなかでも差が出ている点も見逃せません。同じ金券でも、QUOカードが中央値の首位に立った一方で、Amazonギフト券は最下位でした。両者はいずれも受け取りやすい賞品ですが、拡散の中央値では対照的な位置にあります。この背景には、賞品そのものの魅力だけでなく、どんなブランドがどの賞品を選ぶ傾向にあるか、といった出し手側の違いも影響している可能性があります。数字はあくまで観測された結果であり、賞品の種類だけで拡散が決まると断定するものではありません。

キャンペーンを検討する企業への示唆
これらの数字は、賞品を検討する企業にとっていくつかの判断材料になります。まず、拡散を主目的にするなら、金券のなかではQUOカード、自社で扱う商品を出せるならその自社商品が、中央値で見て相対的に高い水準にありました。「とりあえず定番のギフト券を」と選ぶ前に、賞品ごとに拡散の中央値が数倍変わりうることは、頭に入れておく価値がありそうです。

一方で、コラボグッズのように件数が多い賞品が拡散で下位にあるという結果は、「よく使われている=効果が高い」ではないことを示しています。他社が多く使っている賞品を横並びで選ぶのではなく、自社が用意できる賞品のなかで拡散の実績が高いものはどれか、という視点で選ぶことが、結果的に費用対効果を高めることにつながると考えられます。

調査を終えて
今回の集計であらためて見えたのは、「何を配るか」という一点が、キャンペーンの拡散を大きく左右しているという事実です。最も多く選ばれている賞品が、必ずしも最も拡散する賞品ではない--この当たり前のようで見落とされがちなずれは、賞品の予算配分を考えるうえで無視できません。定番だからと横並びで選ぶのではなく、自社が用意できる賞品を実測の中央値で見比べる。その一手間が、同じ予算でも届く範囲を変えていくのだと考えます。SocialReportは、こうした賞品横断の実測データを通じて、キャンペーン設計の判断を数字で支えていきます。

【調査概要】
調査主体: 株式会社hashout(SNS分析レポートサービス「SocialReport」)
調査方法: SocialReportが収集した公開投稿データの統計分析
対象期間: 2026年1月1日~2026年6月30日
対象: X上で観測した、告知投稿がいいね5,000件以上を獲得したプレゼントキャンペーン 2,600件(全数)
※本調査結果を引用する際は「SocialReport調べ」と明記ください

会社概要
株式会社hashoutは、SNS分析レポートサービス「SocialReport」の開発・提供およびSNSマーケティング支援を手がける企業です。X(旧Twitter)・Instagramを対象に、ハッシュタグキャンペーンの集計、競合アカウント調査、クライアントレポートの作成をワンストップで効率化するサービスを提供しています。また、AI・SNS・ゲーム・ガジェットなど、Xで話題のテックカルチャーを発信するメディア「shiritomo(https://hashout.jp/)」も運営しています。

SocialReportについて
SocialReportは、代理店・インハウスマーケター向けのSNS分析レポートサービスです。Instagram・X(旧Twitter)に対応し、ハッシュタグキャンペーンの集計、競合アカウント調査、URL共有に対応したクライアントレポートの作成をワンストップで効率化します。料金は月額39,800円からです。

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