日本一高い場所で“クリスマスのあの人”が早くも活動開始です。

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高さは450m…日本一高い“窓拭きサンタ”が活躍中!

シーズンに先駆けて、11月からすでに活動を開始している“クリスマスのあの人”がいることをご存じでしょうか?
しかも、その活動場所は「日本一高い場所」なんです。

ゴンドラに乗る二人のサンタクロース。彼らの後ろに広がっているのは、はるか下にある東京の街並み。
そう、この場所、東京スカイツリーの“外側”なんです。サンタクロースの二人が行っているのは「窓掃除」なんですね。いったい、どれくらいの高さで作業しているのでしょうか?

お客さんに美しい眺望を楽しんでもらうために行われる窓掃除ですから、その対象は地上350mと450mにある展望施設の窓ガラス。
地上450mの東京スカイツリー天望回廊は日本で最も高い施設なので、まさに日本一の高さで行われる窓掃除です。

いつなら会える?“窓拭きサンタ”お休みの条件は

地上450m、天望回廊の“窓拭きサンタさん”が見ている景色はどんな景色なのでしょうか?
作業中の“サンタさん目線”の映像にその答えがありました。 

足元からのぞく町並みは、はるか彼方!かなりの高さでの作業であることがわかります。

彼らが拭く窓は627枚。さすがに1日では難しいので、6~7回に分け、1カ月ほどかけて作業するそうです。

(C)TOKYO-SKYTREE
(C)TOKYO-SKYTREE

高所での作業のため、作業の際の気象条件も大切です。
「風速が7~8m以上の日」・「視界が悪い日」・「雨雪の日」・「雷が発生しそうな日」は作業中止。それでも、12月25日のクリスマス当日までサンタによる窓ガラスそうじは行われているので、落ち着いた天気の日には、運が良ければ出会えるかもしれません。

国や場所で違う「小春日和」の表現法

窓拭きサンタさんが活躍できるような穏やかな天気を「小春日和」とも表現します。

「小春日和」というのは、旧暦10月「小春」のぽかぽか陽気のこと。
日本では「春」という文字が使われていますが、世界各国の「小春日和」をさす言葉には別の季節が使われていることをご存じでしょうか?

例えばロシアでは「女の夏」。さらにドイツでは「おばあちゃんの夏」というように、「春」ではなく「夏」を使います。
日本よりも緯度が高いところにあるので、春と秋は寒く、夏が22℃くらいで快適になるという事で、「夏」が使われているそう。

実は日本でも、「小春日和」とは別の表現を持っているところがあります。それは沖縄。沖縄も「夏」の文字を使って「小夏日」という言い方をします。

「#あまダネ」きょうの一枚は…

11月初めに京都で撮影された絶景が視聴者の方から届きました。道沿いに並ぶ木が一斉に紅葉し、並木道が赤く染まる絶景写真です。

あまダネ!では、みなさんからこうした『季節の絶景動画や写真』のほか『不思議な現象を捉えた写真』『お天気のギモン』などを募集しています!公式ツイッターで「#あまダネ」をつけて投稿頂くか、公式HPまでお寄せください。

(とくダネ!『あまダネ!』11月17日放送)

とくダネ!
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