「前回も前震より本震の方が大きいという珍しいタイプの地震でしたけれど、本当に続発する地震がないといいなというのは思いますし」と話すのは、福島県立医大附属病院高度救命救急センター副部長の塚田泰彦さん。

10年前の熊本地震で災害派遣医療チーム・DMATとして自衛隊機で現地に入った医師は、度重なる余震や被害が広範囲に及んだことで医療活動も厳しくなったと振り返る。
「災害関連死につながるような状態の方は数多くいて、正直僕らが行った急性期(概ね48時間以内)では、そこまで手が届いていないもどかしさがありました。僕の携帯電話に被災された施設から電話がかかってきて、泣きながらお話されて『助けてください』と。身体的にも、からだもすごい大変なんですが、心も疲弊している」という。

今回の地震でも電気や水道などのインフラが被害を受けていること、そしてこの暑さと、徐々に積み重なっていく心へのダメージは「災害関連死」という最悪な結果を招きかねない。

自分がそのような状況になったときに、どのタイミングでどのような行動をとるべきか、何を持って避難すべきか。私たちにとっても、今後起こりうる災害に対して備えを見直すきっかけにしてほしいと話す。
「(備えを)すべてを網羅しておくっていうのは現実的にはかなり難しいです。でもやっぱり100点を取れなくても、ノー準備、準備なしじゃなくて、心構えだけでもかなり違うと思いますけれどね」

福島テレビ
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