東京電力は、福島第一原子力発電所での処理水の海洋放出をめぐり、2026年度4回目(通算22回目)の放出を7月30日に開始すると公表した。8月17日までの19日間で約7,800t(タンク約8基分)の処理水を海水で薄めて海に放出する計画。想定トリチウム総量は約1.3兆ベクレル。

福島第一原発1号機から3号機の原子炉の中には、事故で溶け落ちた核燃料が固まった“燃料デブリ”が存在する。“処理水”はこの燃料デブリなどに地下水や雨水などが触れることで発生する“汚染水”から大部分の放射性物質を取り除いたもの。海洋放出は2023年8月に開始され、これまでに約16万5,000t(タンク約165基分)の処理水が放出された。

処理水の放出は、敷地を圧迫する1000基あまりのタンクを減らし、廃炉のためのスペースをあけることが大きな目的のひとつ。2026年7月16日の時点で、処理水等の貯蔵量は放出開始前から約7%減少している。貯蔵されている水の中には処理水放出の基準を満たす前の“処理途上水”も含まれている。

国と東京電力が掲げる第一原発の廃炉完了は2051年。
タンク内のトリチウムがゼロになるのも2051年とされている。

福島テレビ
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