7月27日の未明にかけて新潟県内は大雨となり、新潟市も多くのところで道路が冠水。26日はレベル4の土砂災害危険警報や大雨警報が10の市町村で発表されるなど各地で影響が出ました。一夜が明けた27日、浸水被害が出た地域では後片づけなどに追われる姿が見られました。
今回の雨により浸水被害が発生。新潟駅前の飲食店街は床上浸水の被害も…
【動画提供:食の森ふくろう】
「1階は全滅ですね。1階の小上がりまで完全に浸水している」
その後、夜になり水が引いた店内に店主が戻ると…
【動画提供:食の森ふくろう】
「うわ、冷蔵庫が倒れちゃいましたね」
【食の森ふくろう店主 横平雅弥さん】
「どこから手をつければいいんだろうみたいな感じ。つらいけどお客さんのために頑張る」
この浸水被害から一夜。
【記者リポート】
「雨から一転、青空がのぞく新潟市中央区ですが、複数の飲食店が立ち並ぶこちらの通、ウッドデッキが道を塞いでしまっています」
飲食店街では27日も朝から後片づけに追われる人たちの姿が見られました。
【NAKAMA店主 澤渡和輝さん】
「このくらいまで上がってきた。だいぶ浸水した」
この場所で5年以上店を経営しているという澤渡和輝さんもこうした被害は初めてだと言います。
【NAKAMA店主 澤渡和輝さん】
「キッチンの方は(水が)逆流して、冷蔵庫などの電気系統は全部止まってしまった。ブレーカーが落ちたので。中のものは使えない」
冷蔵庫の中に入っていた食材などはすべて廃棄することに。現在も営業再開のメドは立っていません。
【NAKAMA店主 澤渡和輝さん】
「誰が悪いというわけではないが、自然災害なので仕方ないとは思うが残念な気持ち。またきれいな状態で居心地のいい空間をつくった上でお客さんを迎えられたら」
一時、市内全域に避難指示が出された阿賀野市でも多くの場所で冠水。27日は後片づけをする住民の姿がありました。
【住民】
「やっぱりゴミがいっぱい流れてくる。そのゴミを取っている。びっくりした。初めてだから」
緑町では地面から50cmほどの高さまで水が上がったといいます。
【住民】
「車が通るとざばーんと(波が立った)。もう、ちゃぽん、ちゃぽんしていた。一面湖で。本当に不安だった」
また、市役所近くの飲食店では入り口に土のうを置くなど対策をとっていましたが、店の中に水が流れ込んだと言います。
【ちょい呑み 稀原学オーナー】
「上げられるものは上げたが、奥にも流れちゃって電気系統が一部だめになった」
20cmほどの床上浸水の被害に遭い、冷蔵庫や製氷機は使えない状態に。
27日は朝からスタッフが店内の清掃作業に追われていました。
【ちょい呑み 稀原学オーナー】
「全部取り替えるのにも時間がかかるので、(再オープンまで)1週間それとちょっとくらいはかかるんじゃないかと。こんなの初めてだから、どうしたらいいかわからない状態で」
阿賀野市の被害状況は調査中ですが、県内では新潟市や新発田市などで少なくとも27棟の住宅が床上・床下浸水の被害に遭った今回の大雨。
住民たちが日常を取り戻すまでには、しばらく時間がかかりそうです。
