24日も宮崎県内は厳しい暑さとなり、県内7つの観測地点で今年の最高気温を更新しました。住宅の建築現場では、施工中の室内にエアコンを導入するなど、熱中症対策がとられています。
24日の県内は太平洋高気圧に覆われ、朝から強い日差しが照りつけ、気温が上がりました。日中の最高気温は、小林市と西米良村で36.9℃、都城市で36.6℃、西都市で36.3℃など、県内10の観測地点で35℃以上の猛暑日となりました。
また、県内7つの地点で今年の最高気温を更新、小林市では7月の観測史上、最も高い気温となりました。
この猛烈な暑さの中、建築現場では、暑さ対策に力を入れています。
(江川琴実記者)
「こちらが今回導入された、窓に取り付けるタイプのウインドウエアコンです。とても涼しい風が吹いています」
全国で住宅建築を手掛けるアイ工務店では、現場で作業する従業員の熱中症対策として、6月から9月に着工する住宅の室内に、今年からウインドウエアコンを導入しました。
(アイ工務店 九州南建設部 松浦和彦さん)
「基本的に大工さんが枠を組んで設置いただければ取付が可能ということで、当社のほうがコスト面と取り付けやすさというので、ウインドウエアコンを導入したのだと思います」
さらに、エアコンから出る冷たい風を送風機で送り、室内全体を涼しくします。
(アイ工務店 九州南建設部 松浦和彦さん)
「全部が高気密高断熱になった状態では、気温が室外と室内では多少差が出て、作業の効率があがって作業はしやすくなるかなと思っているところです」
およそ3週間、現場で作業をした従業員は…
(黒木住宅建築 安藤龍ニさん)
「(これまでは)扇風機と空調服でなんとか乗り越えてきた感じですね。エアコンが導入されて安全面も上がったし、仕事の効率も良くなったので、とてもいい試みだと思います」
厚生労働省によりますと、去年、全国では職場での熱中症による死傷者数は1803人で統計開始以来、最も多かったということです。
(アイ工務店 九州南建設部 松浦和彦さん)
「熱中症であったり、墜転落であったり、工事に対する労働災害が起きないようにというのを目標に取り組んで参りたいと思っております」
連日続く猛暑日、現場では事故防止のため様々な熱中症対策がとられています。
消防によりますと、県内では24日午後5時時点で、10代から90代まで19人が熱中症の疑いで搬送されました。このうち宮崎市の90代の女性が重症、また搬送された人の半数以上が、屋内で体調不良になったということです。
