7月23日に引き続き、24日も局所的に大雨となった新潟県内。佐渡市には警戒レベル4の土砂災害危険警報が発表されるなど一部の地域では大雨となり、交通機関などにも影響が出ました。
■新潟県内一部で“大雨” 交通機関などにも影響
停滞する梅雨前線に向かい暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となった県内。
【観光客】
「降り始めは普通の雨だったが、突然警報の放送が流れて、その後は一気に強い雨になった」
午前9時前にレベル4の『土砂災害危険警報』、レベル3の『大雨警報』が発表された佐渡市。
県道佐渡一周線では斜面から水が噴き出す場所もあり、一部区間が通行止めに。
落石や倒木なども至る所で発生。流れ出た土砂の上をバスが速度を落として走行する場面もありました。
午前9時からの気象レーダーを見ると、活発な雨雲が佐渡から下越にかけて流れ込み続けているのがわかります。
【記者リポート】
「午前11時すぎの胎内市。雨が非常に激しく降っていて、前方の見通しが非常に悪くなっています」
胎内市中条では午前11時11分までの1時間に7月の観測史上最大となる58ミリの雨を観測。
【記者リポート】
「午後3時すぎの村上市。大粒の雨が降っていて、車が水しぶきを上げながら走っています」
胎内市や村上市などにもレベル3の大雨警報が発表されました。
レベル3は高齢者などが避難を開始するタイミングとされていて、村上市では市内6か所に自主避難所が開設されていました。
一方、大雨でJRの羽越線は一時、坂町~新発田駅間の上下線で運転を見合わせました。
【山形から東京に向かう人】
「1時間以上は電車の中で待っていたと思う。しょうがない。きょう中に(東京に)着ければいいかな」
JRは代行バスを手配し対応にあたりますが、予定の変更を余儀なくされた人も少なくなかったようです。
【金沢に向かう人】
「長岡で乗り換えて金沢にいく予定だった。でも、このバスは何時に着くか、新潟に。それによっては行けない。新潟に泊まるにしても、キャンセルしたり宿の変更もある」
【山形から東京に向かう人】
「イベントにいく予定だったが、イベントの時間に間に合わないので帰る」
■25日・26日も大雨の見込み 新潟地方気象台は“レベル4までの避難”呼びかけ
前線は26日まで新潟県付近に停滞する見込みで、県庁では関係部局が集まり、今後の雨の見通しなどについて新潟地方気象台から説明を受け、対応方針を共有しました。
【新潟地方気象台 土田覚 主任予報官】
「新潟県では25日にかけて雷を伴い、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込み。26日も大雨になるところがある見込み」
新たな気象情報となり、行政側も避難の呼びかけの対応に苦慮していますが、新潟地方気象台は改めてレベル4までの早めの避難を呼びかけています。
【新潟地方気象台 土田覚 主任予報官】
「特別警報(レベル5)が発表されてから避難するのでは間に合わない場合があるので、早めの避難をしていただきたい」
25日午後6時までの24時間に降る雨の量は下越で最大120ミリ、中越と佐渡で最大100ミリなどと予想されています。
25日夜遅くまでは低地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒、26日にかけては土砂災害にも注意・警戒が必要です。
