夏の高校野球新潟大会は24日、春のセンバツ甲子園に出場した日本文理と帝京長岡の決勝戦が行われました。雨の中での試合は序盤から大きく動きます。文理は初回に1点を失いますが、その裏、帝京長岡先発の西脇の制球が定まらず5四死球で逆転。さらに2回には4本の長短打で一挙4得点。3回にも2点を追加して帝京長岡を大きくリードします。守っては、先発した1年生右腕の浅井が帝京長岡打線を2失点に抑えて完投。センバツ出場校対決となった決勝戦を制して、4年ぶり13回目の甲子園出場を決めました。

■試合経過

センバツ出場校同士の対戦となった新潟大会の決勝戦。

1回表、帝京長岡は先頭の鈴木が四球で出塁します。その後二死3塁とすると、4番川村が右中間への適時三塁打を放ち、帝京長岡が先制します。

1点を追う展開となった日本文理は1回裏、2番安達、4番吉田、5番臼木が四球で出塁し、二死満塁のチャンスを作ります。雨の中で制球が定まらない西脇はここで6番大地に押し出し死球を与えて同点。さらに二死満塁で7番石塚にも押し出し四球を与えて文理が無安打で逆転します。

逆転を許した帝京長岡は2回表、この回先頭の木戸が中前打で出塁しますが、後続が続かず、無得点に終わります。

日本文理は2回裏にもチャンスを作ります。一死から1番土屋が左中間に三塁打を放つと、帝京は西脇から中道へと継投します。ここで2番安達がレフトへの犠牲フライで1点を追加。さらに3番秦が三塁手のグローブを弾く強烈な安打で出塁し、代わった中道を攻め立てます。さらに四球で二死1・2塁のチャンスに5番臼木が左中間への2点適時打を放ち、5-1とリードを4点に広げます。さらに6番大地も左前適時打で続き、6点目。ここで帝京は中道から内山に代え、代わった内山が7番石塚を抑えます。

5点のリードをもらった日本文理の1年生右腕・浅井は落ち着いた投球を見せ、帝京長岡打線を抑えます。

守備からリズムを作りたい帝京長岡ですが、3回も文理打線を止められません。この回先頭の神田がレフトへの二塁打で出塁します。その後、一死3塁となった場面で帝京はエース工藤がマウンドに上がりますが、雨が強くなり、試合は一時中断します。

試合は約1時間後に再開。流れを変えたい工藤ですが、1番土屋に犠牲フライを放たれ、文理が7-1とリードを広げます。さらに2番安達が四球で出塁して盗塁。二死2塁のチャンスに3番秦がセンター前への適時打を放ち、8点目を挙げます。

帝京長岡は4回表、この回先頭の4番川村がレフト前安打で出塁します。その後一死1塁で木戸のサードゴロを文理三塁手の大地が悪送球。ここで川村が一気に本塁を狙いますが、本塁でタッチアウト。それでも二死3塁で今大会絶好調の7番鳥丸がレフトへの適時打を放ち、1点を返します。

工藤は4回裏、ランナーを出したものの、この試合初めて文理を無得点に抑えます。

5回表、帝京長岡は二死から2番新井が中前打で出塁。ここで打席には3番富田が入りますが、一ゴロに倒れて得点に結びつけることはできません。

徐々に調子を上げる工藤は5回裏、二死から振り逃げでランナーを許しますが、上位打線を無得点に抑えます。

一方、日本文理の1年生・浅井。6回表に先頭の4番川村を四球で出しますが、後続を落ち着いて打ち取ります。

浅井をさらに援護したい文理は6回裏、先頭の4番吉田が四球で出塁。5番臼木が右前打で続くと、6番大地の送りバントが内野安打になり、無死満塁のチャンスを作ります。ここでギアを上げた工藤。7番石塚を見逃し三振、8番神田をセンターフライ、9番渡邉をセンターフライに抑え、無失点で切り抜けます。

終盤に強さを見せてきた帝京長岡打線ですが、浅井の前にチャンスを作ることができず。浅井は9回を2失点で完投。文理が8-2でセンバツ出場校対決を制して4年ぶり13回目の甲子園出場を決めました。

帝京長岡 100100000 2
日本文理 24200000× 8

■両チームのスタメン

【帝京長岡】
1番中 鈴木祥大
2番遊 新井一平
3番左 富田惇紀
4番右 川村光翼
5番一 坂本浩煌
6番捕 木戸楽翔
7番DH 鳥丸敦也
8番三 廣田蓮 ⇒秋山翔(7回表代打)⇒一条隆之介(7回裏~)
9番二 兵藤蒼介
投手 西脇駆 ⇒中道健太(2回裏途中~) ⇒内山悠大(2回裏途中~) ⇒工藤壱朗(3回途中~)

【日本文理】
1番二 土屋太偉哉
2番左 安達煌栄千
3番一 秦碧羽
4番遊 吉田流太
5番右 臼木彪牙
6番三 大地永純
7番DH 石塚斗真 ⇒黒石新汰(8回裏代打)
8番中 神田祈玖
9番捕 渡邉駿仁
投手 浅井隼

NST新潟総合テレビ
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