鉄道大好きアナウンサー・野川諭生が、タレントの塚本恋乃葉さんを連れて岡山県津山への鉄道旅へ!乗り込んだのは、ひときわ目を引くピンクの観光列車・SAKU美SAKU楽。絶品スイーツを楽しみながら、「一度見たら忘れられない」驚きの駅舎と遭遇し、「鉄道のまち」津山では鉄道初心者でも大満足の穴場スポットへ。笑いあり・発見ありの鉄道旅レポートをお届けします!
岡山駅に集合!桜色の観光列車で、いざ津山へ
「未来の鉄ちゃんたちへ、一足早い夏休みプレゼント!」——そう宣言した鉄道大好きアナウンサー・野川諭生が相棒のタレント・塚本恋乃葉さんと待ち合わせたのは、名物・桃太郎像でおなじみの岡山駅だ。約2ヶ月ぶりの再会に「継続が大事じゃないですか、もっと定期的にお願いしますよ」と恋乃葉さんが早速ツッコミを入れ、ふたりの掛け合いは絶好調でスタートした。
9番ホームへ向かうと、ひときわ鮮やかなピンクの列車がゆっくりと入線してきた。「なかなか見ない色じゃないですか?」「初めて見ました!すごい、かわいい!」——ふたりがテンションを上げたのは、観光列車・SAKU美SAKU楽だ。岡山駅と津山を結ぶ津山線を走るこの列車は2022年に運行開始。週末や祝日を中心に1日1往復し、桜をイメージしたピンクの車体が目を引く。ベースは歴史ある国鉄時代の車両で、「日本国有鉄道って書いてあるじゃないですか。こうしてかわいくラッピングされるようになったのはほんの数年前なんですよ」と野川アナが解説する。
「SAKU美SAKU楽」という名には3つの意味が込められている。「桜(さくら)」、花が「咲く(SAKU)」、そして旅先を「探索する(SAKU)」。全国から500件以上の応募があった公募で決まったこの名前に、実は野川アナも応募していた。その名も——「みまさかり」。「お米?」と即座に返した恋乃葉さんのツッコミが冴えた。
レトロな車内で絶景と絶品スイーツを堪能
午前10時55分、津山まで約1時間30分の旅がスタート。落ち着いたレトロな車内には懐かしい扇風機が残り、ゆったりとした時間が流れる。そして列車最大のお楽しみが、車内限定の特製スイーツだ。SAKU美SAKU楽をかたどったかわいらしい箱の中に、岡山の人気店のタルトセットが入っている。柑橘のタルトを口にした恋乃葉さんが「クリームが甘いのに柑橘がさっぱり、タルト生地はサクサク。これ全部食べられちゃう!」と絶賛。窓の外に広がる里山の景色とスイーツが、旅気分をさらに高めてくれる。
停車わずか5分!驚きの「亀甲駅」を全力で堪能
「津山線って、縁起のいい駅名が多いんですよ」と野川アナ。「福渡(ふくわたり)」と「亀甲(かめのこう)」——声に出しただけでいいことが起きそうな駅名に、恋乃葉さんも「福渡、確かに!」と即反応した。
SAKU美SAKU楽が亀甲駅に停車したのは、わずか約5分。だがこの5分が、とてつもなく濃い。ホームに降り立つと、まず愛らしい亀のオブジェが出迎える。しかし真の主役はそこではなかった。駅舎の外へ出て振り返った瞬間——「駅舎そのものが亀!」と恋乃葉さんが思わず声を上げた。頭から甲羅まで丸ごと亀をかたどった駅舎で、目の部分には時計まで埋め込まれている。「極めて実用的だという」と野川アナが苦笑い。構内では本物の亀も飼育されており、亀甲駅の"亀愛"は筋金入りだ。
さらに構内で恋乃葉さんのポスターを発見し、記念撮影タイムに突入。貴重な5分のかなりの時間をポスター鑑賞に費やしながらも、ギリギリで列車に戻るふたりの姿が微笑ましかった。
「鉄道のまち」津山の歴史と、鉄道初心者も大興奮の鉄道館
岡山駅を出発して約1時間30分、旅の目的地・津山駅に到着。山間部に位置しながら約9万人が暮らす岡山県第3の都市・津山市は、かつて「鉄道のまち」と呼ばれていた。岡山と津山を結ぶ津山線、鳥取と津山を結ぶ因美線、新見と姫路を結ぶ姫新線の3路線が交わる交通の要衝として、蒸気機関車の整備拠点が整備された。最盛期には1000人以上の国鉄職員が暮らし、市場・銭湯・散髪屋が立ち並ぶ、まるでひとつの「まち」のような賑わいを見せていたという。
津山駅から徒歩約10分にある「津山まなびの鉄道館」は、野川アナが「夏休みにぜひ」と自信を持っておすすめするスポットだ。「あゆみルーム」では岡山県を中心とした鉄道の歴史が年表形式でたどれる。そして最大の見どころが、圧巻の「扇形機関庫と転車台(ターンテーブル)」。現存するものの中で全国2番目の規模を誇るその迫力に、恋乃葉さんも思わず拍手を送った。中央の転車台は現在も稼働しており、夏休みには実際に車両を乗せて回すイベントも予定されている。
「不思議と、もうちょっと乗っていたいと思う楽しい旅でした」——観光列車ならではの恋乃葉さんの感想が、この旅のすべてを物語っている。
※後編に続く。8月1日(土)午前9時、配信予定。
テレビ新広島

