エアコンは必ず一度止めて!

ワンプッシュ式蚊取りを使用する際は、必ずエアコンや空気清浄機など空調機器を一度止めてからスプレーしてください。

蚊取り線香や電気蚊取りの場合は、有効成分が気体となるため、空調を稼働させたままでも効果にそれほど影響はありません。しかし、ワンプッシュ式蚊取りの場合は成分がミスト(粒子)状になるので、空調をつけたままだと本来壁に付着するはずの有効成分が、空調内のフィルターに付着し無駄になってしまいます。

空調機器をとめてドアを閉め切り、スプレーを噴霧して、30分ほど放置した後に空調のスイッチを入れなおすのが、プッシュ式蚊取りの効果的な使い方です。

(イメージ)
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スプレーを噴霧した部屋に、人がそのまま留まっていても特に大きな健康被害を生じることはありませんが、ミストを吸い込んで舌の奥に苦みを感じたり、舌に軽い痺れを感じる人もなかにはいらっしゃいます。スプレーした後はできれば30分ほど他の部屋に避難するか、ワンルームの場合は少しの間外出してから部屋に戻ることをおすすめします。

ワンプッシュ式の蚊取りは、家の中だけでなく野外でテントに泊まる際にも使えるタイプもあります。テントの中でワンプッシュするとテントの内側に成分が付着し、少しずつ揮発していくので、テント内に入りこんだ蚊が死ぬだけでなく、開口部を開け閉めする際も蚊が入ってきにくくなるのです。

せっかく買った虫よけですから、しっかり効果が出るように使ってくださいね。

足立雅也(あだち・まさや)
害虫駆除や鳥獣対策を手掛ける「808シティ」代表取締役社長。

構成=中村宏覚

足立雅也
足立雅也

害虫駆除や鳥獣対策を手掛ける「808シティ」代表取締役社長。大手害虫駆除専門チェーン店勤務中に全国コンクールで優勝。その後、業務用殺虫剤、噴霧器を販売する商社に転職。蚊やマダニに対する殺虫剤効力評価試験に協力する。宿泊関連業界、殺虫剤メーカーと協力し、トコジラミ駆除方法を研究し、講演や執筆にて全国に広める。独立後、自ら現場作業をする傍ら、数社の技術指導を行う。