ドラッグストアやホームセンターの殺虫剤売り場には、蚊から身を守るためのさまざまな商品が並んでいるが、どれを選んでどんなふうに使うのが最も効果的なのだろう?害虫駆除のプロ、足立雅也さん(808シティ代表)にシーンに合った商品選びのポイントと、蚊取りや殺虫剤の効果的な使い方を解説してもらった。

蚊取り線香の効果は1平方メートル程度

まずは屋外で蚊に刺されないためには、どんな虫よけを選べばいいのかについてお話ししましょう。

アウトドアレジャーを楽しんだり、庭やベランダで作業する際は、蚊取り線香や、空間バリア型の虫よけスプレーを使う人も多いでしょう。

ただし、効果の範囲には注意してください。屋外で蚊取り線香を焚いた場合、風向きにもよりますが、蚊除け効果が期待できるのは1平方メートル程度。5〜6人の家族やグループでバーベキューをやるときなどは、少なくとも四カ所に蚊取り線香を置く必要があると思っておいてください。

肌に塗るタイプの虫よけがオススメな理由

屋外で蚊に刺されるリスクをできるだけ減らしたいなら、肌に直接塗るタイプの虫よけがおすすめです。

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蚊は人間の体温や汗の匂い、二酸化炭素などをセンサー(感覚器)でキャッチして集まってきます。肌に直接塗るタイプの虫よけには、蚊の感覚器を麻痺させる成分が含まれているため、これを塗られると蚊は混乱して、どこに人間がいるのか、どこを刺せばいいのかが分からなくなり、結局はなにもできずに退散していくことになります。

肌に塗るタイプの虫よけには“ディート”または“イカリジン”という成分を含んだ二種類の商品が市販されています。以下、二つの成分の違いを簡単にまとめておいたので、商品を選ぶ際の参考にしてください。