熊本市東区の健軍駐屯地に国内で初めて配備された長射程ミサイルについて、陸上自衛隊は8月22日(土)に地域住民向けに装備品の展示や説明を行うと21日に発表しました。これについて、防衛省の関係者は「配備の是非について意見を交わす場ではなく、あくまで装備品を住民に公開展示する機会」としています。
ことし3月に国内で初めて健軍駐屯地に配備された長射程ミサイル『25式地対艦誘導弾』は、車両型の発射機や統制装置などで構成され、地上から相手の艦船が接近するのを抑止する装備とされています。
九州防衛局はこれまで配備について、木村 知事や大西 熊本市長などには説明を行ったものの、反対派や地域住民には説明を行っておらず、知事や市長は「地元への丁寧な説明」を求めていました。
陸上自衛隊によりますと、8月22日(土)に健軍駐屯地で『25式地対艦誘導弾』の装備について、熊本市民や熊本市に通勤・通学する県民を対象に展示や説明を行うということです。
今回の展示について、防衛省関係者は「配備が完了した装備品を市民に見ていただく機会であり、防衛上の機密に関わる性能や運用方法は答えられない。地対艦ミサイルの役割などを見学者に丁寧に説明する」としています。
また、「あくまで装備品の展示で、知事や市長に説明したものと同じ資料に基づいて対応する。配備の是非について、意見を交わす場ではない」としています。
これに対し、住民説明会の開催を求めてきた市民団体『ストップ!長射程ミサイル 県民の会』の山下雅彦代表はTKUの取材に「質問や意見が言える、〈対話ができる集まり〉でなければ、納得できない」とコメントしています。
