「アントレプレナーシップ」という言葉をご存じでしょうか。課題を見つけ、自ら考えて行動する“起業家的な力”を養う行動などとされています。愛媛大学では「アントレプレナーシップ」を取り入れた授業が今年度から始まっていて、社会課題の解決に向けて事業を生み出す人材を育てることに取り組んでいます。

学生の発表(英語):
「私たちのチームは懸命に取り組み。このビジョンを実現しました」

県庁の官民共創拠点「E:N BASE」で21日に行われたのは、まさかの大学の授業。愛媛大学が今年度からスタートさせた「アントレプレナーシップ教育」の入門編です。

「アントレプレナーシップ教育」とは、課題を見つけて自ら考えて行動する“起業家的な力”を養うというものです。

愛媛大学研究イノベーション推進本部・野村信福本部長:
「自分でゼロからモノを作って、いろいろ考えて試行錯誤しながら、失敗しながら経験して成長していくことが、将来の人生にとっても非常に大事なんだということをここで学んで欲しい」

授業に参加したのは、大学生だけでなく愛媛県内の高校生も含めて約40人。基本的に英語でプレゼンテーションします。

今回の授業のテーマは子供が喜ぶ「おもちゃ」。学生らは4人一組のグループになって、AIや3Dプリンター、プログラミングなどの技術を駆使し、3週間でアイデアを形にしました。

発表されたのは、ネコの形をしたおもちゃ、フラッシュ暗算ができる機械など、自由な発想が生み出したモノづくりの成果。この発表を、アメリカ在住の起業教育の第一人者、ラジェッシュ・ネイア客員教授がオンラインで視聴し、学生たちの発想を評価しました。

参加した女子大学生:
「(授業を)受けるにつれて、自分ってこんなにできるんだとか、自分のアイデアを形にすることができる経験が、すごい自分の成長につながったと思う」

参加した男子高校生:
「すごいためになりました。今回やってみて、普段の学校の授業では得られない学びっていうのが多かった」

愛媛大学ではこうした取り組みを「YURUGAS」プロジェクトと名付け、最終的には起業家の育成やスタートアップの創出につなげる狙いです。

野村信福本部長:
「若い人が地域に残りたいと思うのは、自分のやりたいことがここで見つければ、どんどん残ってるわけですね。自分で考えて自分で行動を起こす。それで自分でやりたいことを見つけて、この地域に残っていくとそういうことが循環してですね。エコシステムにつながっていくと思う」

今後はアイデアコンテストの開催も予定。「自ら考え、一歩踏み出せる人材」を育てたいとしています。

#愛媛県 #松山市 #愛媛大学 #大学 #教育 #起業 #アントレプレナーシップ #授業 #地域おこし

テレビ愛媛
テレビ愛媛

愛媛の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。