全国各地で記録的な暑さが続く中、タイヤのバーストによる事故やトラブルへの警戒が高まっている。夏場は高温によってタイヤ内部の空気圧が上昇し、車だけではなく自転車でもパンクが急増するとして、自転車販売店では注意を呼びかけている。

車のタイヤがバースト「危ない状態」

22日は今年最多となる全国4地点で、最高気温が40度以上の「酷暑日」となり、猛暑日は今年最多となる300地点に迫った。

全国4地点で「酷暑日」に
全国4地点で「酷暑日」に
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熱中症警戒アラートは福島から沖縄にかけて41の都府県で発表され、18日の3連休初日から22日までに、全国で18人が熱中症の疑いで死亡していたことが、FNNの取材で分かった。

関東甲信でも“災害級の暑さ”が続出し、東京都心も3日連続で体温並みの暑さとなった。

この猛烈な暑さで、ある現象が起きている。

2025年8月、愛知県内の名神高速道路では、前を走っている白い車が突然ふらつき、ガードレールに激突した。

この車、タイヤがバーストし、その影響で車のコントロールが効かなくなったとみられる。

今年7月11日、大阪市でもタイヤがバーストしたまま走行する様子をカメラが捉えていた。

撮影者は「黒いゴムのようなものがぽろぽろ飛び散ってきた。バーストかと思って。スピードも100キロくらい出ていたんですけど、タイヤが外れそうで危ない状態でした」と話す。

“危険な暑さ”によって路面温度が急激に上昇するとタイヤ内部の空気が膨張し、ヒビや傷があるとタイヤがバーストする可能性があり、非常に危険な状況となる。

“道路の熱とタイヤの摩擦”で劣化しやすく

この“タイヤバースト”は、身近な自転車でも起きる。

東京・墨田区にある自転車店「サイクルオリンピック墨田文花」では、自転車のゴムチューブを水の中に入れ、空気が漏れている場所を探す作業が行われていた。

夏の時期にパンクの修理依頼が相次ぐという。

サイクルオリンピック墨田文花・小杉洋子店長:
8月・9月はかなり(修理依頼の)件数が来る。冬場と比べると倍。虫ゴムの部分が溶けて破けてしまうことが多い。空気圧が低い状態で走るとパンクしやすい。チューブ自体が熱で膨張してしまうので、空気圧が高くなってバーストする。

また、路面の温度が50度を超えるなど、タイヤにとっては良い状況とはいえない。

サイクルオリンピック墨田文花・小杉洋子店長:
道路の熱とタイヤの摩擦が入ってくるので、その分だけタイヤ自体もだいぶ劣化しやすくなる。

熱でタイヤ内部のチューブが膨張し、パンクにつながる恐れがあるという。

では、どのような対策をとればいいのか。

サイクルオリンピック墨田文花・小杉洋子店長:
(空気を)入れすぎるのも空気圧が熱で膨張してしまうので、いつもより空気を少なめに。自転車を止めるところをなるべく日陰にするとか、自転車のカバーをかけて直射日光を避ける。

23日も“災害級の暑さ”に注意が必要だ。「酷暑日」予想は、名古屋市、岐阜市、山梨・甲府市となっている。

熱中症への厳重な警戒が必要となりそうだ。
(「イット!」7月22日放送より)

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