東京・原宿にあるカキ専門店のショーケースに並ぶのは、旬を迎えた夏の味覚である、宮城・女川産の岩ガキです。
濃厚でクリーミーな味わいから“海のミルク”とも呼ばれるカキ。
殻の中からはプリップリの身が。
冬に旬を迎える真ガキに比べて、殻が大きく肉厚でジューシーな味わいが特徴の岩ガキ。
夏の期間だけ水揚げが許されている貴重な旬の味覚に、2026年は“うれしい異変”が起きていました。
6月24日、港に近づく夏を感じさせる風物詩「カキたたき」の音が響いていたのは、山形・遊佐町の吹浦漁港です。
山形・吹浦岩ガキの会 篠川尚宏会長:
ついている海草・不要な貝類・ゴミを取り払う作業。トントン音が聞こえてくると(岩ガキ漁が)始まっているなという感じ。
素潜りの漁でとる天然の岩ガキ。
2026年は出来がいいといいます。
山形・吹浦岩ガキの会 篠川尚宏会長:
身の入りは今年も最初から良かった。今も段々少しずつ膨れている状態で例年並みに良かった。
石川・羽咋市の柴垣漁港で行われた21日の素潜り漁では、特大サイズの岩ガキが続々と水揚げされました。
海士(あま)の吉田さんにも笑みがこぼれます。
中には、手のひらに収まらないほどの特大岩ガキも。
通常サイズと比べると2回りほど大きいことが分かります。
柴垣支所組合員・吉田圭哉さん:
本当に大きいのはなかなか出合えないものだが、これくらいの大きな手のひらサイズもあります。これは本当に大きいですわ。
さらに2026年はサイズだけでなく、猛暑にもかかわらず岩ガキのとれる量も増えているといいます。
柴垣支所組合員・吉田圭哉さん:
増えているのは2割くらいかな。昨日漁に出たのが4~5人。全員の分合わせれば500個以上、600個とかあったんじゃないかな。
まさに旬の味覚、岩ガキ。
2026年はひと口では食べきれない特大サイズを味わうチャンスです。
