筑後川の夏の風物詩「エツ漁」の時期が終わり、恵みに感謝する供養祭が行われました。
福岡県大川市にあるエツ伝承碑の前で22日に行われた供養祭には、地元の漁協関係者など約20人が出席しました。
「エツ」は、国内では有明海にのみ生息する30センチほどのカタクチイワシ科の魚で、毎年初夏に産卵のため筑後川の河口付近に遡上します。
今シーズンのエツ漁は5月1日から約2カ月半行われました。
大川観光協会によりますと、この10年ほど漁獲量が減少していて、「貴重な観光資源として守る方法を模索していく」としています。
供養祭の最後には、「ヨシの葉」とお神酒が川に流されました。
その昔、弘法大師の投じた「ヨシの葉」がエツの姿に変わったとの言い伝えにちなんだ儀式で、来年の豊漁を祈っていました。
