長さ約14メートル、重さ約5トン、国内最大級といわれる出雲大社神楽殿の「大しめ縄」が7月21日、8年ぶりにかけ替えられます。
しめ縄が作られている島根県飯南町では20日、仕上げの作業が行われました。
飯南町の「大しめなわ創作館」。
8年ぶりに一新される出雲大社神楽殿の「大しめ縄」が、ここで製作されています。
その大きさは長さ約14メートル、重さ約5トンと国内最大級です。
飯南町では古くから、しめ縄などのわら細工が盛んで伝統を受け継ぐ、飯南町の「注連縄企業組合」が依頼を受け、2026年3月から製作してきました。
飯南町注連縄企業組合・菅武志代表理事:
きれいなものができればと心配していましたが、きれいなものができました。
20日は、8年ぶりの架け替えを前に総仕上げ「撚り合わせ」の作業。
それぞれ重さ約1トンの大縄2本を組合の職員や地元の住人など約40人が力を合わせて転がしてねじり、さらにクレーンを使って吊り上げながら撚り合わせていきます。
見学者:
「迫力がある。」
「この大しめ縄の作業を見るために広島から。あすも神楽殿の取り付けを見に行きます。」
「ねじり上げるのを、どうやるのか写真に収めたい。」
「大きいですね。こんなのが神社にぶら下がるのが心配です。」
「すばらしいです。あすも(神楽殿の取り付けを)見に行きます。」
ただ、現場では雨を心配し、縄が濡れないよう作業を早め、午前10時前から始まった「撚り合わせ」の作業は当初の予定より早く3時間ほどで終わりました。
20日は日本の伝統文化の継承に取り組む団体の総裁を務める三笠宮家の当主・彬子さまが現場を訪れ、作業の様子をご覧になりました。
飯南町注連縄企業組合・菅武志代表理事:
大変な作業で汗だくだくでしたが、無事に終わって良かった。
飯南町の伝統を守れて良かった。
(組合員は)30代から70代までいますが、(伝統継承のためにも)これからも若い人に参加してほしい。
1本になった大しめ縄は21日午前、出雲大社に運ばれ、8年ぶりに架け替えられます。
