新潟県弥彦村で今年4月、自動運転バスが歩行者と衝突し、2人がケガをしたことを受け、7月16日、検証委員会の初会合が開かれました。
運転手不足の解消などを目的に、おととし、弥彦村で運行を開始した自動運転バス『ミコぴょん号』。
しかし、導入後に3回の事故を起こしていて、今年4月の3回目の事故では歩行者と衝突し、2人がケガをしています。
この事態を重く見た弥彦村は事故の検証委員会を設置。7月16日、1回目の会議を開きました。
【弥彦村 本間芳之 村長】
「今回の人身事故を契機として、弥彦村が進めてきた自動運転バスの取り組みについて一度立ち止まり、しっかりと検証してまいりたい」
委員には行政に詳しい大学教授や弁護士、リスクマネジメントの専門家が選ばれ、それぞれの観点から自動運転バス導入について課題や問題点などを整理するとしています。
冒頭以外非公開で行われた会議では、安全対策などをチェックする第3者の必要性を指摘する声やバスのオペレーターの育成が運行業者任せになっていたのではないかといった意見があがったということです。
【新潟大学経済学部長 宍戸邦久 委員長】
「委託事業者にどのように村として対応すべきなのか、新しい事業、先進的な事業を自治体が取り組む際の一つの方向を示す」
会議後、自動運転バスの運転再開について問われた本間村長は…
【弥彦村 本間芳之 村長】
「まだ今後の運行に関しては何か決まったものはないが、今後の検証結果は我々の次の展開に向けた大事なテーマになると思う」
その可否については明言を避けました。
検証委による報告書は今年中に取りまとめられる予定です。
