長崎市で7月14日まで開かれていたクロマグロの資源管理などについて話し合う国際会議。豊漁が続く中、漁獲枠の拡大が議論されましたが、合意には至りませんでした。

今シーズン豊漁だった新潟県佐渡市のクロマグロ。しかし…

【内海府漁業生産組合 山本勝 漁労長】
「せっかく入ってくれた魚を全部放流」

その背景にあるのが“漁獲枠の壁”です。

14日まで長崎市で開かれていた国際会議で、各国の漁獲枠についての議論が行われました。

日本は30kg以上の大型マグロの漁獲枠を今より25%増やす一方、小型マグロを6%減らすことを提案しましたが…

【水産庁の担当者】
「太平洋クロマグロの新たな管理方式と捕獲枠の設定は集中的な審議が行われたものの合意に至らず、引き続き、協議することになった」

この結果に佐渡の漁業関係者からは…

【内海府漁業生産組合 本間信俊 組合長】
「上がってくれればラッキーという思いも正直あったので、悔しさ・残念な気持ちもあるが、やっぱりかという感じが本音」

諦めにも似た言葉がこぼれます。ただ、とれすぎたマグロを放流するたびにそのほかの魚も逃げてしまうため…

【内海府漁業生産組合 本間信俊 組合長】
「損害はかなりある」

【内海府漁業生産組合 山本勝 漁労長】
「マグロ関係で放流をしなければいけない漁師はかなり痛手になっている」

漁業関係者は今後も漁獲枠の拡大を要望していく考えです。

NST新潟総合テレビ
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