2026年の熱中症搬送件数は99件。このうち中等症が16件、軽症73件などとなっています。(5月1日~7月12日速報値)

ここには含まれていませんが、7月14日に仁淀川町の畑で農作業をしていた90歳の男性が意識不明で倒れているのが見つかり救急搬送されました。熱中症の疑いがあるということです。

2026年の搬送者を年齢区分別に見てみると高齢者61人、成人24人、少年12人、乳幼児2人となっていて、高齢者が全体の6割余りを占めています。

続いては熱中症の症状です。重症度は下に行くに従って高まっていきます。

【重症度1】めまい・立ちくらみ、大量の発汗・こむら返りなど

【重症度2】頭痛・嘔吐・倦怠感など

【重症度3】意識障害・立てない、全身のけいれん など

熱中症の注意点や対策について県の担当者に伺いました。

梅雨明けした翌日の7月13日には四万十市中村で38.4℃、7月16日は高知市でも35.9℃を記録。県内は毎年のように危険な暑さに襲われています。

・熱中症による県内の死者数 厚生労働省 人口動態統計(確定数) 
2020年:12人
2021年:2人
2022年:9人
2023年:9人
2024年:20人

県内の熱中症による死者は2024年までの5年間で52人。最も多い2024年は20人が亡くなっています。

熱中症の注意点と対策について、県健康対策課の柳本さんに伺いました。

まずは熱中症にならないためには―

県健康対策課・柳本祥子 チーフ:
「外出を控える、日傘を使用するのが効果的。家の中ではエアコンなどを使って温度・湿度を調整する、水分補給、体調管理をしっかりしておくことが大事」

では熱中症に特に注意すべき人は?

県健康対策課・柳本祥子 チーフ:
「高齢の方、障害のある方、小児・乳幼児、屋外で作業をする方に特に熱中症に注意してほしい」

高齢者は暑さを感じにくくなったり汗をかきにくくなるため、熱中症になりやすくなっています。そのため室内でも熱中症に注意する必要があります。

2026年の県内の熱中症による救急搬送99件のうち36件、全体の4割弱が「住居」で発生しています。

県健康対策課・柳本祥子 チーフ:
「熱中症は温度だけでなく、湿度も大きな要因になっています。温湿度計を用いてこまめに確認をする、エアコンを積極的に使うなどしてほしい」

熱中症を警戒すべき湿度は室温25℃の場合75%以上、室温28℃の場合55%以上となります。また特に熱中症に注意すべきなのが子どもです。

体温調節機能が未熟なこと、身長が低いため地面の照り返しによって高温にさらされやすいことで、大人に比べて熱中症になりやすいため注意が必要です。

最後に柳本さんから県民へメッセージです。

県健康対策課・柳本祥子 チーフ:
「今年はすでに7月14日から3日連続で熱中症警戒アラートが発表されています。これから先、夏のレジャーなどの屋外活動も増えてきますし、離れて住むご家族に対しても家の温度・湿度、体調を確認するなどして皆さんで安全な夏を過ごしていただきたい」

柳本さんは、温度だけでなく湿度に対する注意もしてほしいと話していました。

改めて熱中症の予防策です。
・涼しい服装 
・日陰を利用 
・帽子・日傘
・水分・塩分補給

熱中症が疑われる人への対処法では、熱中症が疑われる人がいた場合どうすればよいのか。以下をご覧ください。

【重症度1】めまい・立ちくらみ、大量の発汗・こむら返りなど
→涼しい場所へ移動し体を冷やす、水分と塩分を補給

【重症度2】頭痛・嘔吐・倦怠感など
→このような症状が現れたり、【重症度1】の対処後、すぐ改善がみられなければすぐに病院へ搬送

【重症度3】意識障害・立てない、全身のけいれんなど
→ためらうことなく救急車を呼ぶ

これから先も危険な暑さが続きます。熱中症には十分に注意しましょう。

高知さんさんテレビ
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