鳥取・米子市で起きた公園のサルの管理をめぐる贈収賄事件です。
この事件で、贈賄の罪に問われている指定管理業者の元代表に対する初公判が7月16日に開かれ、元代表は起訴内容を全面的に認め、懲役1年を求刑されました。
求刑を受けたのは、現在は無職の77歳の男の被告です。
起訴状によると被告は、米子市の湊山公園でサルを管理する指定管理共同事業体の代表だった2024年6月、サルの頭数削減をめぐって当時の現役市議だった被告に、市議会で便宜を図る発言を依頼。その謝礼として現金200万円を渡したとして、贈賄の罪に問われています。
16日に鳥取地裁で開かれた初公判で、被告は起訴内容を全面的に認めた上で「大変悪い事をしたと思っている」などと述べ、反省の気持ちを表しました。
しかし検察側は、渡した金額が高額であり、公務員の職務の公正を害したなどと指摘し、懲役1年を求刑しました。
一方、弁護側は不当な利益を得るためにやった訳ではないなどとして、執行猶予付きの判決を求めました。
この事件の裁判では、収賄側で罪に問われている元米子市議の被告が「謝礼として受け取った認識はなかった」と起訴内容を否認していて、双方の主張が大きく食い違っています。
16日に求刑を受けた贈賄側の被告の判決公判は、8月6日の予定です。
