冷凍食品大手「ニチレイ」で発生したシステム障害についてです。
山陰の流通業者や飲食業界からは影響の広がり、長期化を懸念する声が上がっています。
7月13日に発生したサイバー攻撃によるニチレイのシステム障害では、冷蔵倉庫の入出庫業務や冷凍食品の出荷業務に影響が生じていて、大手外食チェーンの一部店舗に食材が届かなくなったほか、全国展開する小売店でも冷凍食品の入荷ができなくなるなどの影響が広がっています。
山陰でも松江、米子、鳥取の3か所に物流拠点を持つニチレイ。
長期化すれば山陰でも影響が出かねません。
実際に16日、山陰のケンタッキー・フライド・チキンの一部店舗では食材の確保ができず、販売を休止した商品も出ています。
さらに…。
かばハウスホールディングス商品開発仕入れ担当・吉廻博光さん:
(今ある)在庫で、とりあえずのところは賄えるというところで聞いています。
長引けば、問題が出てくる商品が出てくるとは聞いています。
山陰両県を中心に居酒屋などを展開するかばはうすホールディングス。
ニチレイの食材は仕入れ全体の1割程度を占めているものの、今のところ大きな影響はないとしています。
ただ、影響が長期化すれば欠品への対応、さらに他のメーカーへの切り替えが必要になる場合もあると懸念しています。
かばハウスホールディングス商品開発仕入れ担当・吉廻博光さん:
(影響が)長引けば、代替商品を探すというところで時間を取られますし、早い決着をつけてもらえたら助かります。
ニチレイは安全対策を講じたうえで、17日から出荷業務を順次再開するとしていますが、頭をよぎるのは…。
かばハウスホールディングス商品開発仕入れ担当・吉廻博光さん:
去年で言うとアサヒがサイバー攻撃にあって、また同じことを繰り返すのかなみたいな感じはあったので、ちょっとびっくりしました。
2025年9月に発生した大手飲料メーカー「アサヒ」へのサイバー攻撃物流分野のDX=デジタル化が進むなか、相次ぐ大手企業のシステム障害による混乱に山陰の業者も不安を感じています。
