2026年5月に東京都内で起きたモバイルバッテリー発火事故直後の車内を見ると、シートが中綿まで焼け焦げています。
車の持ち主:
ドリンクホルダーに置いていたモバイルバッテリーが発火していたようで。
車の持ち主によりますと、車内に1年2カ月ほど前に購入した大手メーカーのモバイルバッテリーを置いたままショッピングセンターの機械式駐車場に車を止め、2時間ほど離れたということです。
モバイルバッテリーを高温の車内に放置した場合を再現した実験映像には、バッテリーが温度の上昇に伴い次第に膨張し、煙が出始めた次の瞬間に出火する様子が映っています。
男性のケースでも、同様の形で車内のモバイルバッテリーから火が出たのだとみられます。
この事故でけが人はいませんでしたが、750万円で購入した車を修理することはできず、男性は泣く泣く廃車とせざるを得ませんでした。
リチウムイオン電池を搭載した製品の事故は、この5年間で2140件。
リチウムイオン電池は、モバイルバッテリーだけでなくスマートフォンにも使用されています。
NITE(製品評価技術基盤機構)は、リチウムイオン電池を使用している製品を、高温になりやすい真夏の車内や直射日光があたる窓際などの場所に放置しないよう注意を呼びかけています。
また、夏場に注意すべき出火元はリチウムイオン電池だけではありません。
16日に「イット!」が取材したのは、エアコン取り換え作業の現場です。
NITEによりますと、2025年までの5年間でエアコン関連の事故が345件発生しているということです。
一体、どのような事故が起きているのでしょうか。
洗浄液を使っての掃除中、エアコン内の電気部品に液体がかかると火が出ました。
なぜ、エアコン内から火が出たのでしょうか。
交換できるくん執行役員・池田順一さん:
基盤とか電源部分にスプレーがかかってしまうと、そこからショートして火事になってしまうリスクもある。
注意すべき点は他にもあるといいます。
交換できるくん執行役員・池田順一さん:
延長コードで、エアコンまで延ばしてコードをつないでいる場合がある。そういった場合だと、エアコンはかなり電気を使うので、このコードが熱を持ってしまって火事になるというリスクがある。
エアコンは正しく設置し、不具合があれば早めに修理を依頼することが重要です。
