「洗い時間」は、基本は6分。汚れがひどいときは11分に設定してください。

「すすぎ回数」は、基本は2回。汚れの蓄積を防ぐためには、すすぎをしっかり行うことが大切です。

イメージしてみてください。汚れた雑巾をバケツで洗うとき、1回水を入れ替えただけではまだ汚れが残っていますよね。何度か水を入れ替えることで、だんだん雑巾もきれいになっていく。洗濯のすすぎも同じです。

汚れた水ですすぎ続けてもきれいにはならない(画像はイメージ)
汚れた水ですすぎ続けてもきれいにはならない(画像はイメージ)

私はよく「すすぎを制する者は洗濯を制する」とお伝えしています。「すすぎ1回でOK」という洗剤をお使いの場合も、汚れの蓄積を防ぐため、2回に増やしてみてください。

「脱水時間」は、基本は6分。ただし、おしゃれ着の場合は1分程度にすると、しわや傷みを防げます。

ちなみに、「洗濯物の量」も重要です。
詰め込みすぎると、水流が衣類全体に行き渡らず、汚れが落ちにくくなります。

縦型洗濯機なら洗濯槽の7〜8割程度、ドラム式ならドラムの半分くらいまでを目安にしてください。ドラム式は衣類を持ち上げて落とす「叩き洗い」をするため、そのスペースが必要なのです。

設定を変えるだけで、洗濯は変わる

実は、私の会社のスタッフは、もともと「みんな洗濯が嫌い」という人たちばかりでした。洗濯機で洗っても、洗剤を変えても、汚れやニオイが残る。「落ちないのが当たり前」と諦めていたんです。

ですが、洗濯機の設定を変えてしっかり洗濯したところ、目に見えて汚れもニオイもなくなったそう。

同じように洗濯機にかけただけなのに、汚れが落ちる。そうすると、洗濯が楽しくなる。設定ボタン一つで、毎日の家事ストレスを減らせるんです。

クリーニング師の資格をもつ洗濯研究家・平島利恵さん
クリーニング師の資格をもつ洗濯研究家・平島利恵さん

洗濯下手や洗濯嫌いを自認している方は、ぜひ一度「洗濯機の設定変更」を試してみてください。まずは「すすぎ2回」に変えるところから。それだけでも、洗濯の仕上がりは変わりますよ。

平島利恵(ひらしま・りえ)
洗濯研究家、株式会社Heulie(ユーリエ)代表取締役。主婦目線と専門知識を兼備し、幅広いメディアで記事の監修・執筆を担当。自身のYouTubeチャンネルでも洗濯のコツを発信している。四児の母。クリーニング師。

平島利恵
平島利恵

洗濯研究家、株式会社Heulie(ユーリエ)代表取締役。2016年に株式会社Heulieを設立し、洗濯洗剤と布おむつ・布ナプキンブランド 「Rinenna(リネンナ)」を展開。主婦目線と専門知識を兼備し、幅広いメディアで記事の監修・執筆を担当。自身のYouTubeチャンネルでも洗濯のコツを発信している。四児の母。クリーニング師。