県の伝統的工芸品の認知度向上や海外市場の開拓を進めようと、15日、鹿児島市でセミナーが開かれ、鹿児島の文化発信を手がけた実績のある大手アパレルショップのディレクターがその秘訣を話しました。

ビームスジャパン・鈴木修司ディレクター
「客を喜ばせたいのなら価格じゃなくて品質・クオリティー。値段はもしかしたら考えるのは2番目・3番目でいいんじゃないか」

15日、鹿児島市で開かれた伝統的工芸品インバウンドセミナー。

近年増加傾向にあるインバウンドに対し、県の伝統的工芸品の認知の向上や海外市場の拡大をめざそうと、県が開催しました。

セミナーでは世界的に市場を拡大しているアパレルショップ「ビームス」で、日本の魅力の発信に重点を置いた「ビームスジャパン」のディレクター、鈴木修司さんがインバウンドに向けた取り組みや発信について講演しました。

ビームスジャパン・鈴木修司ディレクター
「大島紬であれば大島紬の魅力を全開で『海外の人は着物を着ないだろう』と、下手にこちらでその国の人が使うのを想像して変に変えない方がいい」

ビームスジャパンは2021年に県特産品協会と連携し、薩摩切子や大島紬など鹿児島の伝統工芸品や特産品を東京のショップで扱い、鹿児島の文化発信を行った実績があります。

セミナーには製茶業界の関係者や伝統的工芸品の事業者など、オンラインを含めて約60人が参加し、メモを取ったり質問をしたりして、海外展開のヒントを学んでいました。

参加者
「英語で魅力を伝えるということはすごくやるべきことだと思っていたけど、きょうのセミナーでは若干反対の方向だった。日本人向けのパッケージを含めたところで全体のコンセプトやターゲットをしていかないと」

鹿児島テレビ
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