服を着たまま水に落ちた時の対処法を学ぶ講習会が、松江市の小学校で開かれました。
この学校の児童・教員などが約70年前の旧国鉄の連絡船沈没事故で犠牲になったのを教訓に子どもたちが水の事故への備えを学びました。

松江市の川津小学校。
プールサイドに集まったのは、6年生の児童たち。
水着ではなく、Tシャツやトレーナーなど普段着姿です。

始まったのは夏休みを前に毎年行われている「ういてまて講習」。
服を着たまま、海や川に落ちてしまった場合の対処法を学びます。

川津小学校では約70年前の1955年5月、瀬戸内海で起きた旧国鉄の連絡船「紫雲丸」の沈没事故で修学旅行中の児童・教員など25人が犠牲になりました。

この悲惨な事故を教訓に、学校では毎年、水の事故に備えた訓練を行なっています。

講師の元消防署員から教わったのは「背浮き」の方法。
水面で仰向けになり、体を浮かせて救助を待ちます。

この時、手を上げたり、大声を出したりすると体が沈んでしまいます。
ペットボトルやランドセル、履いている靴が生む「浮力」も生かしながら、子どもたちは1分間、水の上で「ういてまつ」ことに挑戦しました。

児童:
「ちょっと難しかった。今度、いとこと海に行くのでこれをいかしたい。」
「水着を着る時よりもだいぶ重たかったです。ペットボトルは浮くと知っていたが、ランドセルが浮くことは知らなかった。」

学校では児童たちに遭難事故のことを忘れずに自分を守る方法を身に着け、これから始まる夏休みを安全に過ごしてほしいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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