「本当にひどいことをしました。申し訳ありません」(川口侑斗被告)

 証言台に立ち反省の言葉を口にした川口侑斗被告。仲間と共謀し、面識もなかった男子大学生の命を奪うまで、何が起きていたのか。

 「この裁判で正直に話します」(川口被告)

 2024年10月、大学生の長谷知哉さん(当時20)は江別市内の公園で集団暴行を受けた上、現金などを奪われ、死亡しました。

 起訴状などによりますと、川口被告ら男女6人は、強盗致死など4つの罪に問われています。

 長谷さんと交際していた八木原亜麻被告の別れ話を解決するため公園に集結し、突然、暴行が始まりました。

 「血ついたべ、早く弁償代払え」(川口被告)

 長谷さんへの暴行で自分の服に血が付き、激高したとされる川口被告。

 暴行は金銭の要求以降、さらにエスカレートし、長谷さんが死亡する原因となりました。

 約2時間に渡って全身に激しい暴行を加えた上、髪などにライターで火をつけたといいます。

 懲役30年の判決を言い渡された共犯の川村葉音被告の裁判に証人として出廷した川口被告は、証言を拒否。

 「宣誓はしません。もう少しで自分の裁判があるからです。その時に証言します」(川口被告)

 宣誓を拒否し、わずか5分で退廷しました。

 そして7月13日、自分の初公判では…

 「間違っていることはありますか?」(裁判長)

 「間違っていることはありません。本当にひどいことをしました。申し訳ありません。この裁判で正直に話します」(川口侑斗被告)

 起訴内容を認めて反省の言葉を口にしました。

 弁護側も事実関係は争わず、「川口君は真実を明らかにする責任がある。なぜこんなひどいことができたのか、明らかにするべきだ」として、量刑を争点とする方針を示しました。

 法廷では川口被告らが収録した暴行の様子が再生されましたが、裁判員も映像から目をそらすほど凄惨な暴行でした。


 検察側は「被害者に落ち度はないのに精神的・肉体的苦痛を与える暴行が繰り返されていて、酌量の余地はない」と、厳しい姿勢で臨むとしました。

 川口被告への被告人質問は7月15日に行われる予定で、判決は8月7日に言い渡される予定です。

北海道文化放送
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