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広島市のプレミアム付商品券は申し込みの締め切りまであと20日です。
ただ、まだまだ多くの人が購入していない現状があります…その理由は?

【石井百恵記者】
「こちらのはがきは、今週、まだプレミアム付商品券を購入していない広島市民宛てに発送されたものです。紙の商品券の購入方法が記されています」

広島市の「プレミアム付商品券」は、デジタル版と紙版のどちらかを選択して購入するもので、1人最大1万円を支払えば1万5000円分の商品券がもらえるという仕組みです。

先月締め切られたデジタル版の最終申し込み人数はおよそ34万人。
今月末で締め切られる紙版は現在およそ28万人で、対象者117万人のうち、およそ55万人がまだ購入していません。

こうした現状に先月行われた市議会では…

【広島市議会 桑田恭子市議】
「物価高騰が現在も続いている中、5000円や1万円も出して商品券を買う気にならないのではないかと危惧いたします」

【広島市議会 大田智弘市議】
「地域の皆さまから『そんな制度があるのか』『申し込みが必要だとは知らなかった』改めて周知の重要性を感じた所であります」

【広島市議会 川口茂博市議】
「案内や申し込み用紙が各家庭に送付をされてくるものと誤解されている方も少なくありません。より多くの方々に利用していただくためには、さらなる周知の工夫が必要ではないか」

申し込み締め切りまで残り20日と迫り今週順次、対象となるおよそ30万世帯にお知らせのはがきが送付されたのです。

こうした現状に対し10日松井市長は…

【広島市 松井一実市長】
「デジタル対応がいきわたっていない中で一定程度の成果が出た。7月31日として20日ある。代理申し込みをする手当を周知し、可能な限りこの事業の目的に沿った形での利用者を多く募ることをやり続けたい」

なぜプレミアム付商品券を購入していないのか、街の声を聞くと…

【未購入の50代男性】
「面倒くさいでしょいろいろ、やり方が。ちょっとわけわかんないなと思って面倒くさいからやってない。券で送ればいい、券で千円ずつ15枚そうしたらぼく買うよ。すぐに」

購入した人からも…
【紙版を申し込んだ80代女性】
「紙です。もうデジタルなんかとんでもない、ようしません。出したのにまだ(手元に)来ないんですよ。ちょっと得したような気分になったからすぐ申し込んだんだけどなんかあんまり時間かかるんでしなくてもよかったかなって思いよる」

【デジタル版を申し込んだ30代女性】
「最初の登録の時点で分かりづらいと思ったのでお年寄りの人には難しいと思った。
もうちょっと簡単なアプリにできんかったかなって思っています」

実は松井市長からも・・・
【広島市 松井一実市長】
「自分も電子商品の購入をやったんですけどね、なかなか大変だった。一人ですぐできない感じでお手伝いして頂いて支援を得ながらようやく1万5千円ゲットいたしましたよ」

物価高騰に伴う国の交付金の給付方法を県内の他の自治体で見ると紙の商品券を郵送で直接届けた自治体が12、現金を口座に振り込んだのが6つの市町です。

専門家はどう見ているのでしょうか?

【広島経済大学経済学部・若林茂樹教授】
「自分からデジタルにスマホを操作するとか自分からどこかに出向くというのはなかなかハードルが高いという面もあると思うので。むしろこちらの方から利用を促す施策というのがあっても良いかもしれないという気がします。交換のやりやすさというところがもう一つ工夫が必要なところかもしれない。期間が延長することが可能なのであればそれもひとつの選択肢。余らせる必要がないくらい実は、これはプレミアム率の高いよい商品皆さんに使っていただくことを最大限考えることが必要です」

国の予算が69億円以上投入されたプレミアム付商品券。
市民生活への広がりを欠いたまま残り20日で改善は見られるのでしょうか。

テレビ新広島
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