8日広島も梅雨明け、厳しい暑さを警戒する動きが一層強まっています。
梅雨明けが発表され本格的な夏に突入した県内…
小学校では…。
【皆実小・西村彩華先生】
Q:これはどういった機械?
「暑さ指数をはかる機械になります」
10分ほど計測し示された数値は「30.8」。
「31以上」で外での活動を中止にする基準値ギリギリです。
そのため休憩時間には…
【校内放送】
「厳重警戒レベルです。外遊びはできますが、暑さ指数が基準値に近づいています。かならず帽子をかぶり、上着を脱いでのどがかわいていなくてもコップ2杯分くらいのお茶や水を飲んでください」
児童ひとりひとりが熱中症に注意しながら外で遊んでいました。
しかし、最初に計測してから40分ほど経った頃には…。
《計測器》「ピッ、ピッ…」
【辰已 麗アナ】
「午前11時すぎ、日が出てきますとこのように暑さ指数も31.7基準を超えて、警戒音も鳴っています。こうなると、これ以降、体育外での授業はできないということです」
こちらの学校では去年、猛暑の影響で水泳の授業の中止が相次いだことから今年は1週間ほど早めてスタートさせるなど工夫の日々が続いているといいます。
【皆実小・齊藤啓一校長】
「(登下校時には)例えばいままではなかったと思うが日傘を使うとか、帽子をかぶろうとか、途中水分補給をするとかを呼び掛けている」
また、広島市安佐南区の病院では…。
【広島共立病院 保健師・牧 尚美副主任】
「自覚症状がなくて頭痛で体がだるくて病院に来る方、いつもどおり生活している中で突然体調不良になって救急車を呼んでという方が多いのかな」
例年、体が暑さに慣れていない「梅雨明け後」から一気に熱中症患者が増えるため、対策を呼び掛けています。
【広島共立病院 保健師・牧 尚美副主任】
「1つは暑さを避ける。外出時には帽子をかぶったり、日傘を利用したり空調の入っている施設に入って休んだり。2つ目はこまめな水分補給をしてもらえたらなと。喉が渇いたなと思うときにはもう脱水症状は始まっている。喉が渇く前にこまめに水分をとることが大切」
涼しい服装を心掛けることや涼しい時間帯に運動習慣をつけ、夏の環境に慣らす体づくりも重要だといいます。
【広島共立病院 保健師・牧 尚美副主任】
「エアコンの涼しい環境下で仕事をしている若い方でも体が暑さに慣れていない方は熱中症になるリスクは高い」
年々厳しさを増す暑さにいかに対策を打てるかが問われる時代…。
【鈴木記者】
「広島市南区の中学校です夏の暑さに対応するための工事が進んでいるということなんですが、エアコンですね…これまでの体育館の雰囲気とは違います。ここにもそして隣にも…あちらにも…エアコンが10台以上ついていますね」
【広島大学付属東雲中・甫出頼之先生】
「窓を開けたり大型扇風機を設置したりして対応はしているがやはり危険だ。どんどん気温が上がって(支障が)部活動や授業に出てくることが多くなってきたので、空調設備が整うことはこれからの教育には必要なのかなと」
十数台のエアコンと冷たい空気をまわすサーキュレーターはまさに“救世主”。
床には断熱材も入れるといいます。
ただ、心配な部分も…
【広島大学付属東雲中・甫出頼之先生】
「やはり(電気代など)運用のコストは心配なところではあるので適切に使用することでコストも抑えて運用したい」
《スタジオ》
広島市立小中学校の体育館のエアコンについて、広島市教委は広島市立の小中高校全ての体育館に冷暖房を設置する方針です。
設置作業は来年度から進めていくということで、2033年度までに整備を終える計画です。
