愛媛県の松山市で今年11月の任期満了に伴う市長選挙で、地元選出の県議会議員・中野泰誠氏が9日に県議を辞職し、市長選に出馬することを正式に表明しました。会見では松山の未来を見据えたビジョンを訴えました。
中野泰誠氏:
「松山の可能性を信じ、市民の暮らしを豊かに、松山ブランドを日本一に。私たちの松山を発展させていきたい」
松山市長選挙に出馬を表明したのは無所属の中野泰誠氏。松山市出身の43歳で東京大学を卒業後に電通に入社し2019年の県議選で初当選。2期目の任期途中だった9日、県議会最終日に辞職願を提出しました。
中野氏は中村知事が主宰する地方政治を考える勉強会に参加していて、知事室を訪れ市長選に出馬することを報告しました。
中野氏:
「地方における知事という素晴らしい政治家のもとで、一生懸命させていただいたことに対するお礼をお伝えしてきた」
中野氏は出馬会見を開き、人口減少に立ち向かう政治として10年先を見据えた「2035松山新時代ビジョン」を発表。企業誘致などによる市民所得の向上や若者の定着、防災力強化などを重点政策に掲げ、スピード感を持って取り組むとしています。
中野氏:
「子供たちが誇れる松山を。若者が帰ってきたくなる松山を。高齢の皆さんが安心して暮らせる松山を。私はこの未来を本気で皆さんと一緒につくっていきたい」
現市政に対しては「是々非々」のスタンスとし、街の将来をどう描くかが一番の争点になるとしています。
松山市長選挙を巡っては、新人で元会社員の木下豪氏(44)が無所属で出馬の意向を示していて、8年ぶりの選挙戦となる見通し。一方で現職で4期目の野志克仁市長は態度を明らかにしていません。
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