岩手県が総事業費約170億円を見込み、葛巻町に整備を計画している国道281号線「小屋瀬道路」について、その妥当性を審議する県の専門委員会が、7月7日に現地を視察しました。

7日は、委員8人が参加し、葛巻町にある国道281号線「小屋瀬道路」の整備予定地を視察しました。

県が管理する国道281号線は、盛岡市と久慈市を結ぶ幹線道路で、災害時の緊急輸送道路にも位置付けられています。

内記和人記者
「葛巻町の小屋瀬地区に来ています。こちらの国道281号、幹線道路でありながら道路の構造や周辺の環境に課題があるということです」

町の小屋瀬地区を通る国道281号線は、道幅が狭く急カーブも多い上、山形川の浸水想定区域を通っています。

2020年には大雨の影響で土砂が流れ込み、通行止めになりました。
このため県が整備を計画しているのが、総事業費約170億円の小屋瀬道路です。

今より道幅が広く、延長約3kmのうち2kmほどがトンネルとなります。

通行に課題のある約6kmの区間をショートカットでき、移動時間は6分ほど短縮されるということです。

小屋瀬道路は県が検討を進める盛岡~久慈間をつなぐ高規格道路、「久慈内陸道路」の一部となる可能性もあり、委員たちは、視察を通して現状の課題を把握し事業の妥当性について協議を進めます。

県大規模事業評価専門委員会 山本英和専門委員長
「(現在の現道は)危険な場所がいくつか存在すると現地調査で分かった。バイパスが事業化されて完成すれば、地域も活性化するのではないかと考える」

専門委員会は7月16日まで県が行うパブリックコメントの結果も踏まえ、9月中に県に答申する方針です。

岩手めんこいテレビ
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