NATO=北大西洋条約機構の首脳会合に出席するためトルコを訪問している小泉防衛大臣は日本時間の8日、中国が原子力潜水艦から訓練用の模擬弾頭を搭載した戦略ミサイル1発を発射したことについて、「我が国と国際社会の深刻な懸念事項だ」と述べた。
その上で、中国の軍事動向について「力による一方的な現状変更を許さないために結束する必要がある点を各国のカウンターパートとタイムリーに認識を共有することができた」と強調した。
また、小泉大臣は、NATOのルッテ事務総長とIP4(日・豪・NZ・韓)の会合に関し「中国の軍事動向に関する懸念について認識を共有した」と述べたほか、アメリカのヘグセス国防長官との懇談で「日米同盟の抑止力、対処力を一層強化していくことを確認した」ことを明かした。
小泉大臣は「インド太平洋と欧州大西洋の安全保障が一体不可分だという認識のもと、地域の平和と安定に貢献するためにも、価値と利益を共有するNATOとIP4が結束して共通の課題に取り組むことがこれまで以上に重要だ」と強調した。
