9月の全線再開に向けて、くま川鉄道が運休している区間で7月6日に試運転を行いました。人吉市に6年ぶりに鉄道の音が戻り、新しくなった球磨川第四橋梁を渡る列車の姿に住民から喜びの声が聞かれました。
全線再開に向けくま川鉄道が試運転
人吉球磨地域を結ぶくま川鉄道は、2020年7月の豪雨で橋や線路が流されるなど甚大な被害に遭いました。

総延長24.8キロのうち、人吉温泉駅と肥後西村駅の約6キロの区間で運休が続いていましたが、復旧のめどが立ち、9月20日に全線で運行再開する予定です。そして7月6日午前9時すぎ、全線再開に向けて運休区間で試運転が行われました。

ゆっくりとレールを確かめるように走る列車。そして、列車が近づくと、6年ぶりに踏切の音が一帯に鳴り響き、その音を聞きつけ、沿線で手を振る人の姿もありました。

そして、列車は新しく架け直された球磨川第四橋梁を渡ります。その様子を手を振り見ていた沿線住民は「感動しました。6年待ったので。(全線再開の)9月20日が楽しみです」と期待を膨らませます。

試運転の列車を運転したくま川鉄道の東智也運転士は「昔の思い出がよみがえってきた。たくさんの沿線の人や人吉球磨の人たちが見に来てくれて、うれしく思う」と話し、永江友二社長も「(第四橋梁は)壮観というのか、すごかった。新しくなった第四橋梁をぜひ車両に乗って見てほしい」と述べました。

くま川鉄道によりますと、大きなトラブルはなく、6日の試運転は無事に終了。9月20日の全線再開に向けて、今後も試運転や訓練運転を行うということです。
(テレビ熊本)

