国内トップレベルのスプリンターが鳥取に顔をそろえる「布勢スプリント」が7月5日に開かれました。
世界を舞台に戦う選手の中で地元出身の大学1年生、前田さくら選手も力走を見せました。

鳥取市で開かれた「布勢スプリント」。
会場のヤマタスポーツパーク陸上競技場のトラックは、東京の国立競技場と同じ素材を使用、好記録が出やすい競技場として注目されています。

この大会では5年前、男子100メートルで山縣亮太選手が9秒95の日本新記録をマークしました。
その男子100メートルで注目は、高校生ながら日本歴代5位の10秒00を持つ17歳の高校3年生・清水空跳。
今シーズンの初戦に視線が集まりました…

しかし清水は、決勝レースで左足に違和感を感じ、途中で力を緩め11秒52。
8位に終わりました。

今回も国内のトップスプリンターが集まったこの大会、圧巻の走りを見せたのは、秋に愛知県で開かれるアジア大会代表内定選手で、女子100メートルハードルの中島ひとみ選手。
予選で12秒83の大会記録を更新。
そして決勝では予選をさらに上回る12秒75で優勝、大会記録を更新しました。

中島ひとみ選手:
12秒6台を出したかったが、レベルアップを少しずつしているかなという手応えはあった。

5日は時折雨が降るあいにくのコンディション。
しかしスタンドでは、多くのファンがトップ選手の走りに見入っていました。

観客:
「スピードも迫力も違って感動しています」
「(走る)音が違う、生で見たら」
「すごく刺激になる。めちゃめちゃテンションあがります」
「次元が違うなと思う。すぐそこですごい選手が見られるのはうれしいし、ありがたい」

その鳥取のファンからひときわ大きな声援を浴びたのが…女子100メートルに出場した地元・鳥取敬愛高校出身の前田さくら選手。
福岡大学に進学し、競技を続けています。

決勝では、アジア大会代表に内定している井戸アビゲイル風果選手、御家瀬緑選手などトップ選手に交じって力走を見せました。

前田は8位でフィニッシュ。
予選を上回る11秒66をマークしました。
 
前田さくら選手:
隣の選手が来ても焦らないで自分のレースをするということをできたと思うので、良かったのかなと思います。
サインをいっぱい求められて、小学生の頃は自分がサインをもらう側だったので、書く側なのは初めてなのですごいうれしかったです。
日本グランプリシリーズで入賞できるような強い選手になっていきたい。

地元への「里帰りレース」で力をもらった前田選手。
さらなる成長を誓いました。

TSKさんいん中央テレビ
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