大型で猛烈な台風9号がグアム島やサイパン島の近海を西に進んでいる。

台風の強さは「強い」「非常に強い」「猛烈な」があり、中心付近の最大風速によってランク分けされるが、今回の台風9号は強度ランクでは最上位の「猛烈な」となっている。

この「猛烈な」は最大風速54m以上の台風であることを表すが、6日午後3時現在の最大風速は55mで、今後さらに発達して、7日から8日にかけて最大風速60mを予想している。

最大瞬間風速は85mになる予想で、一部の家屋が倒壊するほどの暴風だ。
米軍の台風警報センターはこの台風を「スーパータイフーン」と呼んでいる。

大型で猛烈な台風9号は今後さらに発達しながら西に進み、10日(金)に沖縄の先島諸島に接近するおそれがある。

2015年の台風15号では、石垣島で観測史上1位となる71mの最大瞬間風速を記録したが、この時に匹敵するほどの台風襲来となるおそれもある。
この時は電柱の倒壊や自動車が風で飛ばされるなどの被害があった。今後の台風情報に注意してほしい。

一方、猛烈な台風が本州の南にある夏の太平洋高気圧を強めている。

このため、今週後半は本州で35℃を超える猛暑となる見込みだ。
欧米では熱波で死者が出ているが、日本でも熱中症に警戒してほしい。

【執筆:フジテレビ気象センター 三井良浩】

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三井良浩
三井良浩

気象キャスター、プロデューサーを経て、2024年にフジテレビを定年退職。現在、フジテレビ気象センターでシニアエキスパート勤務。モットーは、災害から国民の生命と財産を守るための情報を届ける。気象予報士。