コーヒー1杯の代金は、大切な人への一言です。

東京・渋谷区で2日から期間限定でオープンしている「言葉を贈るコーヒースタンド」。

代金の代わりに渡しているのは、付箋に書かれた手書きのメッセージ。

こちらでは、付箋に大切な人へのメッセージを書いて出すと、コーヒーとその人へ贈るギフトをもらうことができます。

代金は“大切な人へ贈る言葉”です。

イベントを開催しているのは、ポスト・イットブランドを展開する「スリーエム ジャパン」。

新たに発売した気持ちを届ける付箋を使うことで、コミュニケーションツールとしての活用法や手書きの暖かさを知ってもらうことが目的です。

ポスト・イットは、1981年に日本で発売開始。
それ以来、時代の変化とともに付箋の形と色も用途に合わせて年々変化しています。

仕事などのメモや伝達として使われてきた付箋。
現在は、メッセージカードとしてのニーズが広がっているといいます。

訪れた人は、「お互いに書きました。いいですね、メールじゃなくてお手紙って良いですよね」「付箋にシールやスタンプを押したりして、自分の字で書いた方が(メールなどより)気持ちがこもる。温かみがある」「家族に伝言を残すときに忘れないようにメッセージアプリと並行して使う。(メッセージアプリは)どうしても情報が流れてしまう。流れて欲しくない情報は「紙」または別もので残す」などと話しました。

スリーエム ジャパンは、テレワークやペーパーレス化などでデジタル化が進むからこそ、気軽に手書きで伝えるコミュニケーションツールとしての付箋の汎用性に期待しています。

スリーエム ジャパン・道念雅子さん:
実は、メッセージを送るための商品は過去にも販売したことがある。デジタルネイティブの若い方が手書き・付箋でのメッセージに“価値を見いだしてくれている”ことが分かったので、改めてメッセージに特化した商品を出そうという考えになっている。コミュニケーションというところで、(付箋の)用途を広げていくことに可能性を感じている。