裁判のやり直しが決まっている42年前に滋賀県日野町で起きた強盗殺人事件について、弁護団が検察官に対して供述調書などの証拠開示を請求したことがわかりました。
阪原弘さんは、1984年に日野町で起きた強盗殺人事件で無期懲役が確定し、服役中に病死しました。阪原さんの遺族らによる再審請求でことし2月に裁判のやり直しが決まり、大津地方検察庁は6月、阪原さんの有罪を主張しないと明らかにしましたが、一方で「積極的に被告の無罪を主張することはしない」とコメントしていました。これを受けて、弁護団は「阪原さんが犯人でないこと、無実であることを一層明らかにするため」として、検察官に対して供述調書や捜査報告書、被害者の遺体から採取された爪などの証拠について開示するよう求めたことを明らかにしました。弁護団は「検察官が証拠開示に応じるのかは再審公判手続きにおいて一つの重要な局面だ」としています。
