政府は、皇族数の確保に向けた皇室典範の改正案を閣議決定し、国会に提出しました。
政府は30日午後5時から臨時閣議を開き、皇族数の確保に向けて、女性皇族が結婚後も皇室に残ることや旧皇族の男系男子を養子に迎えられるようにすることを盛り込んだ皇室典範の改正案を決定し、衆議院に提出しました。
改正案をめぐっては、自民党は、29日の臨時総務会で了承しましたが、日本維新の会は、養子として皇室に迎え入れる旧宮家の男系男子の対象年齢を「15歳以上」とすることについて、党内から反対意見が相次いでました。
そして、30日午前、自民党の麻生副総裁らと日本維新の会の藤田共同代表が会談し、今回の改正案で合意しました。
日本維新の会・藤田共同代表:
非常に苦渋の決断。大変苦しい思いもあるが、大義を優先し、与党が心を合わせて皇室典範の改正を行えるよう合意するということでまとまった。
一方、衆議院本会議では、日本の国旗を損壊する行為を罰する「国旗損壊罪」を新設する法案の採決が行われました。
法案は、自民・維新両党などの賛成多数で可決され、参議院に送られました。
一方、野党は、与党の国会対応が強引だとして与党とともに法案を提出した国民民主党と参政党を含む各党が欠席しました。
中道改革連合・小川代表:
正当な言論闘争が通じない相手の横暴や様々な怠慢に対しては、正当な行為として欠席、そして、退席。まさに合法の合理的な正当な手段です。
野党は、30日に審議入りした副首都構想法案や、衆議院議員の定数削減法案に対する与党の国会対応などに反発し、全ての法案審議を拒否する構えです。
国民民主党・玉木代表:
皇室典範だけは、野党が欠席する中で強引に審議を進めるような性質のものではない。環境整備にまずは全力を傾けていきたい。
与野党の対立は、皇室典範改正案の審議にも影響が出かねない状況です。
