この週末、震度5弱以上の地震が相次ぎました。

なぜ強い揺れが続いているのでしょうか。
その理由と今後の注意点を見ていきます。

震度5弱以上の地震は2026年4月以降、列島各地で11回起きています。

特にこの2週間では、26日の夜に山梨・富士河口湖町で震度6弱。
28日は青森県と岩手県で震度5弱など、短期間に4回の強い地震が発生しています。

なぜ震度5弱以上の地震が相次いでいるのでしょうか。

東京科学大学の中島淳一教授によりますと、山梨県東部の地震と岩手県沖で発生した地震に関連はないとする一方で、28日に岩手県沖で発生した地震は25日に起きた震度6強の地震の余震だと指摘しています。

そしてもう1つ、多くの人が気にしていたのが富士山との関連です。

山梨で起きた震度6弱の地震の震源は山梨県東部・富士五湖です。

そして、今回の震源から約30km離れた場所に富士山があります。

気象庁によりますと、地震後も富士山の火山活動に特段の変化はないということです。

今回、山梨県で震度6クラスの揺れを観測しましたが、これは102年ぶりです。

ただ、専門家は山梨県だけではなく富士山周辺を含めると、地震は頻発していると指摘しています。

東京科学大学・中島淳一教授:
(Q. 富士山火山活動との関連は)この地域は地震活動が日頃から活発で、マグニチュード5クラスの地震は過去に何回も起こっている。ひとつは(震源地との)距離が30km程度と離れている。この地域で繰り返し同じ規模の地震が発生しているが、地震によって富士山の(火山)活動が活発化した事例はないことなどから今回の地震が直接、富士山の噴火を誘発することはまずない。

一方、気象庁は今後1週間ほど大きな地震に注意が必要だとしていますが、他にも注意が必要なことがあるといいます。

東京科学大学・中島淳一教授:
山梨県東部の地震は比較的山間部で起こった地震。地震の揺れで地盤が緩むのは十分考えられる。梅雨時で雨が多いとか、台風などでさらに地盤が緩みやすくなっている。山や崖の下に近づかない。普段と少し違った様子がないかどうか、たとえば水が湧き出す・地鳴りが聞こえるといったところに注意をしていただきたい。

地震はいつ起きてもおかしくありません。
地震が相次いでいる今だからこそ、改めて日ごろの備えを確認することが重要です。