東日本大震災の発生から15年が過ぎた今も、宮城県内には行方が分からないままとなっている人や、6人の遺体の身元が分かっていません。最後の1人まで…。宮城県警は情報提供を呼びかけました。
6月21日、石巻市で行われた「おがつ海鮮まつり夏」。
この会場で、県警は震災で行方不明のままとなっている人や、身元が分からない遺体の情報提供を呼びかける、1日限りの相談所を設けました。
県警
「みんな生まれる前と思うけど、東日本大震災があって、亡くなって警察で預かっている。まだ誰の家族か分かってない人がいる」
近くに住む70代の女性は、今も行方が分からない当時80代の親せきの手がかりを得ようと訪れました。
親せきが行方不明
「1回、山に避難しました。忘れものか何かで家か店に戻ったらしい」
県警によりますと、震災で宮城県内では今も1213人が行方不明になっていて、見つかってもなお6人の身元が分かっておらず、家族のもとに帰れずにいます。
親せきが行方不明
「15年の節目に自分で納得すればいいかと。(相談所で)話しもできたし、いいかなと納得する」
東日本大震災の発生から15年の月日が過ぎました。
最後の1人まで…。
県警察捜査第一課 阿部聡検視官
「震災の記憶を風化させないで、家族を特定するきっかけが作られればと思っている」
県警ではこれからも、情報提供を求めて沿岸部のイベントなどで、相談所を開設したいとしています。
