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日本料理「隠れ里 車屋」の会席料理に、鈴廣かまぼこの「万能すりみパウダー」を使った椀盛「吉野仕立て 寄せ毛蟹 蓬餅 大黒占地 吹き流し野菜 香り生姜」が登場しました。


提供されるのは「花 会席」「月 会席」の2つのコース(提供期間は2026年5月31日まで)。全体の流れを整える2品目の椀盛として提供されています。



万能すりみパウダー」(以下「すりみパウダー」)は、良質な魚のすり身を独自の製法でパウダー状にした商品です。水を加えて練ることで本格的な生すり身として使えるだけでなく、粉末だからこそ、素材の水分や旨みを生かしながら料理に取り入れることができます。


今回は、隠れ里 車屋 料理長・松田久雄さんに、椀盛に込めた季節の表現と、すりみパウダーの可能性について伺いました。

旬の食材と季節の行事を映す、車屋の日本料理

松田料理長は、昭和55年に札幌車屋へ入社。その後、銀座車屋を経て、平成5年より隠れ里 車屋に勤務し、現在は料理長として厨房を支えています。



献立づくりで大切にしているのは、日本ならではの四季を表現すること。魚も野菜も、旬のおいしいものを使い、季節に合わせた料理を届けています。


「その時期、その季節のものに対応できるような料理を、できるだけ心がけています。魚にしても野菜にしても、その時期においしいものがありますから」


季節の食材だけでなく、日本料理ならではの行事の表現も大切にしています。お正月、節句、桜、紫陽花、夏の涼。四季の移ろいを、料理の味わいや見た目に映していくことも、車屋の日本料理を形づくる要素のひとつです。

武将の兜と鯉のぼり。節句を表現した毛蟹の椀盛

今回の椀盛は、5月の節句を意識して仕立てられました。


「今回、お椀に蟹を使っていまして、蟹の殻を武将の兜に見立てています。上の細長い大根とにんじんは、鯉のぼりの吹き流しに見立てています」



毛蟹の殻は、普段は器のように使うこともありますが、今回のお椀では出汁を取るために使用。蟹の旨みを含んだ出汁とすりみパウダーを合わせ、寄せ毛蟹の椀種に仕立てています。そこに蓬餅、大黒占地、吹き流しに見立てた野菜、香り生姜を添え、節句の情景を一椀の中に表現しました。


会席料理の中で椀盛は、出汁の味わいと椀種の存在感が問われる一品です。松田料理長は「お吸い物自体も大事だけれど、食べる中身の方もやっぱり美味しいものにしたい」と話します。


椀の中に、季節を映すこと。食べたときに、きちんとおいしい具材があること。その大切な役割を担う椀種に、すりみパウダーが使われました。

椀種に求めるのはコシと粘り。すりみパウダーだからできる食感

日本料理において、すり身は椀種や揚げ物、焼き物などに幅広く使われる食材です。松田料理長も、これまでは冷凍のタラのすり身などを使ってきました。


ただ、すり身は用途によって求められる質が異なります。椀種として使うのか、伊達巻のように卵と合わせるのか、さつま揚げのように仕立てるのか。それぞれに必要な食感や粘りが変わります。


「椀種には、やっぱりコシがないとだめかな。コシとか粘り気がないと美味しくないと思う」


松田料理長がすりみパウダーに感じた特徴も、この“コシ”でした。


「万能すりみパウダー」は、鈴廣の「魚肉たんぱく研究所」が開発した独自技術により生まれた商品です。鈴廣は160年以上にわたるかまぼこづくりの中で、しなやかで弾力のある食感を生み出すため、すり身となる魚の魚種や配合バランス、水分量などの知見を培ってきました。鈴廣のかまぼこならではのプリッとした弾力と、しなやかな食感を支える技術が、すりみパウダーにも引き継がれているため、椀種に求められるコシや粘り、ほどよい弾力を引き出すことができます。


椀種は、ただ固まればよいものではありません。出汁を含みながら、口に入れたときになめらかで、ほどよい弾力があり、素材の味が感じられることが大切です。すりみパウダーは、その椀種に必要なコシや粘りを支えながら、蟹の旨みをまとめる役割を果たしています。

素材の味を生かして、つなぐ

松田料理長がすりみパウダーに求めているのは、すり身そのものの味を強く出すことではありません。


「すり身自体の味はそこまで要求しない。逆に、素材の味を邪魔しない方が使い勝手はいい」


今回の椀盛も、主役は毛蟹の旨みです。すりみパウダーは、蟹の身と出汁の旨みをまとめ、椀種として形にするための“つなぎ”として使われています。


「今回の蟹の椀種みたいに、蟹の身とすり身をくっつけて固めるように使える。水分のあるものを少し固める、そんな使い方ができます」



すりみパウダーは、素材の味を覆い隠すのではなく、素材同士をつなぎ、椀の中でひとつの料理として成立させるために使います。毛蟹の味を生かしながら、食感を整え、食べごたえのある椀種に仕上げる。そこに、すりみパウダーならではの価値があります。


蟹の旨みを含んだ出汁にすりみパウダーを合わせ、生すり身を作る


蟹のほぐし身と、生すり身をつなぎ合わせる


蟹の身を載せて蒸し上げれば椀種が完成

パウダーだから、素材の味をそのまま生かせる

今回、松田料理長が特に可能性を感じているのが、すりみパウダーが粉末であることです。通常のすり身は、昆布出汁でのばして使うことが多く、加水によって素材の味が薄まることもあります。一方、すりみパウダーは、素材が持つ水分と合わせて使うことができます。


「例えば、グリーンピースの味を活かした椀種にしたいとき、裏ごししたグリーンピースをすりみパウダーでくっつけるイメージで作ると、グリーンピースそのものの味がする」


ごぼうのペーストに合わせれば、ごぼうの香りや旨みを生かした椀種に。枝豆、小豆、椎茸、きくらげなどを合わせれば、季節の素材を主役にした一品にも広がります。


松田料理長は、とうもろこしを例に、素材の味を生かす料理の考え方も話してくれました。とうもろこしをゆでてから裏ごしするのではなく、生のままミキサーにかけ、裏ごしして火を入れる。そうすることで、とうもろこしそのものの甘みや粘りが生き、余計なものを加えなくても素材の味が濃く出るといいます。


すりみパウダーも同じように、素材の水分を利用してまとめることで、加水を抑え、素材本来の味を生かすことができます。料理人が思い描く味を形にできる。それが、パウダー状であることの大きな魅力です。


さらに、日持ちし、使いたい分だけ使えることも、現場での扱いやすさにつながります。


「日持ちすることと、使いたい分量だけ使えるところはメリットが大きい。すりみパウダーだったら、10g、20gからでも使える」


冷凍すり身は、一度開封すると再冷凍による品質低下が気になります。すりみパウダーなら、少量から使えるため、小規模な店舗や家庭でも取り入れやすい素材です。


素材の味を大切にするために

松田料理長の料理には、素材そのものの味を大切にしたいという思いがあります。


「元々、素材にあんまり手をかけたくないんです。素材そのものを味わった方がおいしいことの方が多い。こねくり回して、元の味がなくなってしまうような仕事はあまりしたくない」



だからこそ、すりみパウダーは松田料理長の料理に自然になじみます。素材の味を邪魔せず、料理人が思い描く味を形にする。主役として前に出るのではなく、蟹や野菜の味を生かすための“影の支え”として機能する素材です。


素材の味を生かして、つなぐ。万能すりみパウダーは、日本料理の現場で、料理人が思い描く味を形にする新しい選択肢となっています。



隠れ里 車屋

神奈川県藤沢市に佇む日本料理店。自然林に囲まれた広大な敷地に、池を配した日本庭園と数寄屋造りの建物が広がります。四季折々の食材を生かした会席料理を、庭園を望む落ち着いた空間で楽しめるのが魅力。旬の味わいと季節の行事を映した日本料理で、大切な日を彩ります。

URL:https://kuruma-ya.co.jp/


鈴廣かまぼこ「万能すりみパウダー」

価格:50g5袋入 2,916円(税込)

50g10袋入 5,249円(税込)

100g10袋入 10,498円(税込)

URL:https://ec.kamaboko.com/shop/goods/list.html?cid=surimi





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